田中さんの『天竺熱風録』が文庫になりました!
田中さんが5年ほど前に新潮社で書いた『天竺熱風録』が、このたび祥伝社文庫に入りました。
表紙カバー絵は、現在、週刊少年サンデー誌上で「月光条例」を連載中の藤田和日郎さんに描いて頂きました。藤田さんには、ノベルス版に引き続いてお世話になりましたが、またしても素晴らしい絵を描いていただき、感謝しております。
大唐の太宗皇帝の命を受け、下級文官・王玄策ら三十余名が天竺へ向かった。
目的地のマカダ国は難路悪路の遙か彼方。しかも行く手には天空の頂き、ヒマラヤがそそり立つ。
苦難の旅の末にたどりついたマカダ国では、名君が逝去し、簒奪者による悪政が行われていた。
とらわれの身となった王玄策は脱獄を決意し……。
中国史上もっとも数奇な体験をした使節団をえがく、痛快冒険ロマン!
こんな時代だからこそ、こういう破天荒な冒険譚が面白いと思います。
どうぞお楽しみくださいませ!
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