『髑髏城の花嫁』、ついに刊行です!
田中芳樹さんの、ビクトリアン・ホラー・アドベンチャー・シリーズの第二作、『髑髏城の花嫁』が、いよいよ刊行されます!
さきほど、東京創元社の編集さんが見本刷りを持ってきて下さいました。
田中さんも、しごくご満悦の様子。
クリミア戦争から祖国への帰途、エドモンド・ニーダムと戦友は特命を受け、瀕死の青年をダニューヴ河畔にある髑髏城へと送り届けた。
巨大な頭蓋骨を模した城の外観、陶磁器の人形のような女主人、黒装束に身を包む召使いたちの姿は、奇異な印象を二人に与えた。
その後、無事祖国イギリスに戻り、姪のメープルとともに会員制の大手貸本屋で働き、多忙な日々をおくるニーダムは、かつて城へと送り届けた青年と再会を果たす。
別人のように生命力にあふれる青年は、伯爵を名乗り、ノーサンバーランドにある屋敷での仕事を依頼したいという。
はりきる姪のメープルをよそに、ニーダムは不吉な胸騒ぎを感じていた。
奇しくも「髑髏城」と呼ばれる屋敷で二人を待ち受けていたのは、想像を絶する奇怪な出来事だった!
前作『月蝕島の魔物』で、多くのファンを獲得したニーダム&メープルのコンビが、またしても大きな事件に巻き込まれます。
長らくお待たせした第二作、どうぞお楽しみに!
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