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田中さんのサイン会がありました。

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 昨日、大阪で紀伊國屋書店/梅田本店の主催で、田中さんの「お話会&サイン会」が開催されました。
 『アルスラーン戦記』の文庫化スタートと、『銀河英雄伝説』の舞台化記念ということでしたが、とくに新刊を出したわけでもないのに、このような企画を立ててくださった紀伊國屋書店の皆さま、光文社、東京創元社の皆さまには、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 また、午前10時30分からという、かなり早めのスタートにもかかわらず、大勢のお客様が来場してくださいました。
 本当にありがとうございました。

 トークショーのほうは、私が司会をしたのですが、まだまだ精進を積まねばなりませんね。
 頑張ります。

 サイン会では、後ろのほうの方は相当にお待たせしてしまいました。申し訳ございません。
 ただ、皆さまとても良い方たちで、田中さんも気持ちよく会場をあとにすることが出来たと言っておりました。

 大阪に限らず、田中さんはサイン会をあまりやらないのですが、こういうファンの皆さまとふれあう機会を作るというのは、田中さんの執筆についても良い影響があるようです。また、なにか企画させていただければと思いますので、そのときはよろしくお願いいたします。

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舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇の全公演が終了しました!

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 本日、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇 大阪公演が千秋楽を迎えました。
 これによりまして、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇の全公演が終了したことになります。
 東京会場、大阪会場、ともにたくさんの方にご来場いただきました。厚く御礼申し上げます。

 限られた準備期間にも関わらず、最高のパフォーマンスを見せてくださったキャストの皆さん、そのキャストを最大限にサポートし、素晴らしい舞台を作ってくださったスタッフの皆さんに、改めて御礼申し上げる次第です。

 今回の大阪公演には、田中さんもお友達を連れて観劇に訪れたのですが、東京で拝見したモノより、さらに完成度が高まっていたと、感心しておりました。本当にありがとうございました。

 この公演ですが、すでにDVDの発売が決定し、先日より予約がはじまっております。
 河村隆一さんが演じるヤン・ウェンリーの素晴らしさを、DVDを通じて、さらに多くの皆さんに知っていただければと思います。
 (予約はこちらから)

 8月には、舞台「銀河英雄伝説」撃墜王篇の上演も決まっております。
 そちらも、どうぞよろしくお願いいたします。

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大阪に来ております。

 本日、田中さんと一緒に大阪に来ております。
 もちろん、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇の大阪公演を観る、というのが第一の目的なのですが、日ごろ出不精の田中さんが大阪まで出てくるには、それなりの理由もあったわけでして。

 先日、脱稿した「薬師寺涼子の怪奇事件簿」。
 原稿が本になるには、何度も「校正」というチェック作業が必要になります。具体的には、まず校正者さんが目を通して、間違った記述や誤字、脱字などをチェックします。そのチェック内容を編集さんがまとめ、それを著者である田中さんに提出します。田中さんは、校正者さんの指摘をもとに、原稿を修正するわけです。
 今回、その校正者さんからの指摘事項が4月28日(今日ですね)に、講談社に届くことになるそうです。
 で、田中さんが修正原稿を講談社さんにお渡しする期限が5月7日。
 つまり、大型連休はすべて、この著者校正作業に掛かりきりになる、という話です。

 で、田中さんがブーたれまして。
 「せっかくの休みなんだし、どこかに行きたいよぉ」と。

 じゃあ、ということで、大阪での公演を鑑賞することに。
 で、さらにはせっかく大阪にいるのだから、ということで、明日は光文社さんと東京創元社さんの共同主催で、田中さんのサイン会とトークショーが行われることになりました。

 田中さんいわく、「連休をぜんぶ著者校正でつぶれるのが寂しいから、どこかに遊びに行こうって言ったのに、遊びに行った先でも仕事しなきゃならないの?」と。
 当たり前です。作家というのは、そういうモノです。だいたい、自由業に連休なんて言葉は関係ないでしょうが。
 ……ということで、今日は観劇のあと、アフタートークショーに出演。明日は、午前中にトークショー&サイン会ということになります。
 サイン会においでになる皆さま。せめて、「頑張ってね」と声をかけてあげてください。

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「えびすしげなり」を観てきました。

 本日、初日を迎えた、カムカムミニキーナ シリーズ「サラウンド・ミニキーナ」第二弾 えびすしげなり を観てきました。

 太閤秀吉絶頂の時代
 播磨の海岸に漂着したひとりの男。
 かつて彼は子供の頃海に捨てられた。
 だが漂着してからは商売が繁盛して長者に。

 ”立ち上がらない男”
 えびすしげなりの波乱の生涯。
 命拾いの桃山絵巻

 いわゆる、えびす様のお話です。
 (公式webサイト あらすじ より)

 劇場となった、ウェストエンドスタジオの、さして広いとは言えない(失礼)空間では、お客さんが入ってくる時間から、すでに芝居が始まっていました。その一種異様な、でも、なにか心地よい空気に包まれて、上演開始の時刻を待ちます。
 そして、いよいよ開演。
 ……なんと言えばいいのでしょう。なんとも不思議な「えびす様」のお話が繰り広げられます。物語はひとつの糸ではなく、いくつもいくつも綾なして進み、ひとつになったかと思えば、またほぐれ。
 まさに、あっという間の1時間45分でした。

 今回、主役(なのかな)を演じられたのは、舞台「銀河英雄伝説」外伝 オーベルシュタイン篇で、ゼークトの副官、ゲストヴィッツを演じられた中村哲人さん。すばらしい演技でした。

 舞台は4月30日まで。
 まだ若干、当日券のご用意もあるようです。
 ぜひ行ってみて、私の味わった不思議空間を堪能してみてください。

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タイトルが『魔境の女王陛下』と決まりました。

 先日、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』の新作原稿を書き上げ、編集さんに渡した田中さん。
 垣野内成美さんから、表紙カバー絵のラフも届きました。6月初旬の発売日に向けて、着々と準備が進んでいます。
 タイトルも『魔境の女王陛下』と決まりました。

 どうやら、すでに絶滅した大型肉食ほ乳類が出てくる話のようです。
 あと1ヶ月、発売まで楽しみにお待ち下さい。


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軽井沢に行ってきました。

 今日は、軽井沢まで日帰りドライブ。
 赤城毅さんが、仕事場を軽井沢に移すので、その手伝いに行ったのです。
 田中さんも、梅雨が明けたら軽井沢の仕事場に移ると言ってます。いよいよ、うちの会社も夏シフトになります。

 今週末、梅田の紀伊國屋書店本店で行われる、田中さんの「お話&サイン会」ですが、整理券の配布が予定枚数に達したとのこと。
 田中さんいわく、「新刊を出したわけでもないので、いささか気が引けるのだけど、大阪の読者の皆さんにお会いできるのは本当に嬉しい。どうぞよろしくお願いします」とのこと。
 お話会(トークショーではないらしい)の司会は、僭越ながら私めが務めさせていただきます。重ねてよろしくお願いいたします。

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舞台「銀河英雄伝説」 撃墜王篇の情報です。

 昨日、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇の東京公演が終了しましたが、8月には早くも、舞台「銀河英雄伝説」撃墜王篇が上演されます。
 このたびの「自由惑星同盟篇」で、中川晃教さん、中村誠治郎さん、大山真志さん、中原裕之さんには、運と実力を兼ね備え、戦いですら一つの楽しみとしてしまう、スパルタニアンのパイロットを演じて頂きました。
 8月の「撃墜王篇」では、彼ら4人に、Kis-My-Ft2の横尾渉さん、二階堂高嗣さんら新メンバーを加え、さらに完成度の高い舞台を目指します。

 出演者リストには、三上俊さんのお名前も見受けられます。とすると、今度も「あのお方」の登場があるのでしょうか。

 「自由惑星同盟篇」で、後方勤務の達人でヤンの先輩でもあるアレックス・キャゼルヌを好演された天宮良さん。
 謹厳実直で「ヤン艦隊の良識」を一人で担っているムライを演じてくださった大澄賢也さんも出演してくださるそうです。ありがたいことです。

 舞台「銀河英雄伝説」撃墜王篇。
 そのほかの出演者の情報、ならびに上演スケジュールなどにつきましては、公式サイトの「ココ」をご覧になってみてください。

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舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇。東京での公演が終了しました。

 舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇。
 本日、東京での公演が終了いたしました!

 千秋楽公演は、3階席まで満員のお客様。河村さん演じるヤン・ウェンリーと、その仲間たちに会いに、かくもたくさんの方が駆けつけて下さったこと、厚く御礼申し上げます。
  そのうえ、その満員のお客様から、オール・スタンディング・オベーションを頂くことが出来たことは、キャスト&スタッフ全員、大きな喜びとなりました。
 本当にありがとうございました。

 終演後の打ち上げパーティーでは、「今回の東京公演での勢いをそのままに、大阪での公演を頑張ろう」と声を掛け合い、さらなる飛躍を誓い合ったヤン・ファミリー。
 大阪公演は、田中さんも観劇させていただきます。
 チケットをお求めになった皆さま、ぜひ一緒に、ヤンたちの戦いを見守ることに致しましょう。

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 打ち上げのラストでは、西岡《シトレ本部長》徳馬さんから「自由惑星同盟の諸君、ご苦労であった。ただ、これで満足してはいけない。クリエイターというものは、「安定したかな」と思ったときは下り坂である。少し荷物が重いと感じるくらいでちょうど良い。さらなる切磋琢磨を望む」との気迫あふれる挨拶があり、大阪公演、また、今後の各人の仕事への激励をいただきました。
 私はその姿に、東郷平八郎元帥が、日露戦争終結に際し、「勝って兜の緒を締めよ」と訓示した姿を連想しておりました。

 キャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
 週末には、2回だけですが大阪公演が入っております。
 そちらのほうも、どうぞよろしくお願いいたします。

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青いバラを頂きました。

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 昨日、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇のアフタートークショーに出演させていただいた田中さん。
 そのとき、ファンの方から「青いバラ」をプレゼントされました。
 青いバラと言えば、「この世にあり得ないもの」の例えに使われたくらい。
 調べてみると、飲料メーカーのサントリーがバイオテクノロジーを駆使して開発したもののようです。
 (公式リリースはこちら

 花言葉は「夢 かなう」とのこと。
 『銀河英雄伝説』が舞台となり、さらには宝塚歌劇団での上演も決定しました。
 私たちの夢、そして、ファンの皆さんの夢が、さらに大きく花開くことを願いましょう。
 素敵なプレゼント、ありがとうございました。

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アフタートークショーがありました。

 舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇。

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 公演のあとに行われているアフタートークショーに、今日は田中さんが登場しました。
 ヤン役の河村隆一さん、ジェシカ役の馬淵英俚可さん、ラップ役の野久保直樹さん、フレデリカ役のはねゆりさんと一緒に舞台に上がった田中さんでしたが、たったいま観劇したばかりの舞台の感想や、『銀河英雄伝説』執筆当時の裏話など、田中さんならではの内容を楽しんでいただけたと思います。司会を務めてくださった遠山裕介さんにも感謝です。

 このアフタートークの様子は、この舞台をおさめたDVDにも収録されるとのこと。
 本公演を見逃したという方は、ぜひDVDでお楽しみください。
 DVDの予約につきましては、公式webでご案内されると思いますので、今後もこまめにチェックしていただければと思います。
 どうぞよろしくお願いします。

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最高の誕生日でした。

 昨日(4月18日)は、私の誕生日でした。44歳になりました。
 舞台終演後、製作委員会の方がキャスト&スタッフの皆さんを飲みに連れて行って下さるというので、私も図々しくご一緒させていただいたのですが、その席でサプライズで誕生日をお祝い頂きました。
 皆さんにハッピーバースデーを歌って頂いたのですが、私の目の前に座っていらしたのが、ミュージカルで活躍されている金澤博さん。金澤さんに私の名前を入れてハッピーバースデーを歌って頂くなんていうのは、もの凄く贅沢なコトです。
 キャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
 最高の思い出になりました。
 せっかく祝って頂いたのですから、44歳、充実した一年にしたいと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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 これ、ケーキの上に載っていたプレート。
 ドライ・オレンジの上にアイシングを薄くかけて、その上にチョコペンでメッセージが書かれてます。
 ありがたいですねえ。

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舞台「銀河英雄伝説」第二章 東京公演が折り返し点を迎えました。

 舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇。
 本日、4月18日の昼公演を終えたところで、東京での公演の半分が終わったことになります。おかげさまで、好評のうちに折り返し点を迎えることが出来たこと、お客様はもちろんですが、連日のハード・スケジュールをこなしてくださっているキャスト&スタッフの皆さまに心から御礼申し上げます。
 22日の東京楽日、また、28日、29日の大阪公演まで、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて。
 連日、劇場にお邪魔して、ときには客席で、ときには楽屋モニターで観劇をさせていただいている私。
 前半戦を終えたところで、個人的に「ココは見どころ」というところを幾つかピックアップさせていただきます。基本的にネタバレはしませんが、先入観なしで舞台を見たいという方は、ここでページを閉じていただけるとありがたいです。


■冒頭のダンスシーンは必見。

 今回、初めて自由惑星同盟サイドを扱うということで、自由惑星同盟の成り立ちについても触れることになります。アーレ・ハイネセンがドライアイスの船を作り、多くの仲間とともに長征一万光年とも呼ばれる長い脱出行に出るまで。その旅程の途中でハイネセンが命を落とし、彼を慕う同志たちが悲嘆にくれる場面を、今回の舞台ではダンスを組み合わせて表現しています。
 このダンスが素晴らしいのです。
 また、ダンスの節目にスタントチームの演技も挟まれるのですが、これもまた、劇場の空気を一気に熱くするパワーがあります。
 どうぞ皆さま、開演時間には遅れずに会場にお入りください。
 冒頭のシーン、見逃すにはあまりにも惜しいです。

■スパルタニアン・チームの息の合った掛け合いを楽しんでください。
 中川晃教さん演じるポプランと、その仲間たち。
 同盟軍の戦闘機、スパルタニアンを操る男たちです。
 彼らのアクションシーンは、映像と融合した演出もあって、大迫力でお楽しみいただけるかと思います。そんなアクションと同じくらい、彼らスパルタニアン・チームが力を入れているのが、コメディ要素の多い掛け合い。楽屋では、毎日、新しいセリフを練習しています。ここはぜひ、何度もご覧頂きたいシーンです。

■フォーク准将、お身体はお大事に。
 第二幕の終幕近く。統合作戦本部の参謀、フォーク准将が登場します。
 原作やアニメでご存じの方も多いかと思いますが、いささか厄介な持病をお持ちの方です。で、今回も舞台で持病が発症してしまいます。
 今回、フォーク准将を演じるのは樋口夢祈さんなのですが、本当に私のイメージ通りのフォーク准将を再現してくださいました。ただ、舞台の床は硬いと思います。くれぐれも怪我にはお気を付け下さい。

■帝国軍人の矜恃がここに。

 カーテンコールで、キャスト全員が歌う「Searching for the light」
 途中、みんなが歓喜を爆発させ、大きな歌声になっていくのですが、そのなかにあっても一人、謹厳な佇まいを崩さず、歌いあげていくのは、ゼークトこと、伊藤哲哉さん。帝国軍の高級士官の軍服に身を包んだ、その端正な姿には、銀河帝国軍人の矜恃を見る思いです。
 ほかの皆さんも、役柄にそった歌い方をされています。そのあたりも、ぜひ確かめてみてください。

 いろいろと書いて参りましたが、舞台というモノは、10人の方が観れば、10通りの楽しみ方があるエンターテインメントだと思います。
 ぜひ、実際に劇場に足をお運びいただき、皆さんそれぞれの楽しいシーンを見つけて下さると、本当に嬉しいです。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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宝塚歌劇団で「銀河英雄伝説」です!

 現在、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇を上演しておりますが、新たな舞台化の企画が決まりましたので、ご報告いたします。

 ついに、宝塚歌劇団での「銀河英雄伝説」の舞台化が決定しました。
 主演は、凰稀かなめさん、実咲凜音さんで、今回の公演は、このお二人のお披露目公演となります。
 脚本・演出は、「エリザベート」などで活躍されている小池修一郎先生。
 なんとも凄い方にお願いできることになりました。
 (公式webによる紹介ページはここ

 ただ、この企画が実現するには、当初、かなりの困難が予想されました。
 普通であれば、ひとつの原作をふたつの企画に「同時に」許諾するなんてことは、まずありえません。キティでの舞台が進行しているあいだは、宝塚歌劇団さんには、お待ちいただくのが筋というものです。
 でも、株式会社キティの多賀会長には、「宝塚さんで演じていただいて、宝塚ファンの皆さんに「銀河英雄伝説」という原作を知っていただくことは、私たちにとっても、田中さんにとっても悪いことではないよ。ここは双方で盛り上げていこうよ」と仰っていただきました。
 多賀会長の懐の大きさと、キティをはじめとする制作委員会の皆さまのご理解で、今回の企画が実現出来ました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

 松坂桃李さんが演じたラインハルト、崎本大海さんが演じたキルヒアイス、貴水博之さんが演じたオーベルシュタイン、中河内雅貴さんが演じたミッターマイヤー、東山義久さんが演じたロイエンタール、そして、河村隆一さんが演じるヤン・ウェンリー。
 これらの舞台の世界とは、まったく違う魅力が期待できる、宝塚歌劇団での「銀河英雄伝説」。
 続報が入り次第、このブログでも紹介して参ります。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 

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『薬師寺涼子の怪奇事件簿』新作、脱稿しました!

 舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇。本日は休演日となります。
 私も今日は中野の事務所に出勤。金曜日のゲネプロから留守にしていますので、仕事もけっこう溜まっていました。

 そして、本日11時。
 田中さんと講談社の編集さんが事務所にいらっしゃいまして、新作『薬師寺涼子の怪奇事件簿』の原稿の受け渡しがありました。長らくお待たせしてしまったのですが、これで脱稿、完成となります。
 あとは編集さんのお仕事になります。田中さんも、ちょっと一息入れた感じです。
 もっとも、このあとすぐに新たな仕事に掛かって貰わないといけないのですけどね。

 講談社の編集さんにお伺いしたところ、順調にいけば6月刊で皆さまのお手元にお届け出来るとのこと。
 今しばらくお待ち頂ければ幸いです。

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舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇初日から一夜あけて……。

 舞台「銀河英雄伝説」の幕が開いてから一晩が過ぎました。
 私も初回は客席で見せていただいたのですが、稽古場ともゲネプロとも違う、本当に完成度の高い舞台だったと思います。やはり、舞台というものは、見てくださるお客様がいて、初めて完成するものなのですね。
 初回の舞台では、早くもスタンディング・オベーションを送ってくださるお客様もいらっしゃいました。本当にありがたいことです。

 河村さんのヤンについて、お客様から「OVA版でヤンを演じられた富山さんの声を彷彿とさせる」という感想を頂きました。
 たしかに、私も最初のうちはそう思っていました。
 ですが、河村さんは、ご自身のなかで原作に描かれたヤン・ウェンリー像を解釈して、それをご自身の身体で表現されているのですね。
 富山さんも、OVA「銀河英雄伝説」を制作したときには、原作に描かれたヤン・ウェンリーという人物を、声で表現したのだと思います。
 同じ人物を演じるわけですから、似てくるのは必然ということでしょう。

 このさき、アニメ版がリメイクされることもあるかも知れません。将来、舞台版のヤンをほかの方が演じることがあるかも知れません。
 そういうときには、そのときに演じる方が、その方の解釈で、ヤン・ウェンリーという人物を表現していただければ、と思います。
 それが、原作者サイドとしての願いです。

 ちなみに、今回の舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇のキャスティングについてですが、私はもちろん、田中さんも「ベストの方たちを選んでいただいた」と思っています。まあ、なかには大澄さんのように、「え?この人にお願いするの。踊る役じゃないのに贅沢だなあ」などという感想を抱いたこともありますが、実際にムライを演じる大澄さんを見ると、「謹厳実直」を絵に描いたようなムライとしか見えなくて、キャスティング担当の方の慧眼に感服した次第。

 舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇。
 どうぞ国際フォーラムCホールまで、ヤン艦隊の面々に会いに来ていただければ嬉しいです。私も劇場でお待ちしております。

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舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇が始まりました!

 本日、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇の幕が開きました。
 初日なのですが、昼と夜の2回公演でしたので、キャストの皆さんはちょっと大変だったかも。
 でも、昨日の公開舞台稽古よりも数段、完成度の高い舞台をご覧いただくことができました。
 これから千秋楽まで、また、大阪公演が終わるまで、どんどん進化を続けていくことと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 ちなみに、毎公演とも、当日券を用意してお客様をお待ちしているとのこと。
 ぜひ、国際フォーラムまで足をお運びくださいませ。
 (公演詳細はこちら

 また、今日は8月に公開される、舞台「銀河英雄伝説」撃墜王篇の発表もありました。
 意外なキャストに、驚かれた方も多いかと思います。まだ少し先の話になりますが、ぜひ、こちらのほうもチェックしてみてください。
 (公演詳細はこちら

 それでは、劇場でお待ちしております!

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舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇の公開舞台稽古がありました。

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 本日、舞台「銀河英雄伝説」第二章自由惑星同盟篇の公開舞台稽古(ゲネプロ)がありました。
 マスコミ各社の皆さまに加え、今回は舞台「銀河英雄伝説」のファンクラブのなかで、ファンミーティングに参加していただいた方もご招待させていただきました。

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 ゲネプロに先立ち、マスコミ各社の囲み取材がありました。
 よく、テレビで記者会見の映像で、記者の方が本来の目的とは関係のない質問をして、司会者が「質問は今回のことに関係のあるもののみで」などと言っているのを見ますが、まさか「銀河英雄伝説」の囲み取材でそんなことがあるとは。
 今回、そんな質問には、河村隆一さんが機転をきかせて切り抜けてくださいました。さすがミラクル・ヤンであります。

 いよいよ明日が初日です。
 天気予報によれば、あまり天気が良くない様子。
 ご来場を予定されていらっしゃる皆さま。どうぞ足下にはお気をつけくださいませ。
 劇場でお会いできるのを楽しみにしております。

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舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇のグッズ情報です。

 いよいよ今週末に初日を迎えます、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇ですが、会場で販売されるグッズの情報が入ってきました。
 河村隆一さん、野久保直樹さん、中川晃教さんの写真セットや、クリアファイルセット、自由惑星同盟の紋章(舞台版)をかたどったピンバッジ、SuicaなどのICカードに貼って使えるステッカー、自由惑星同盟の紋章を壁面などに投影できるプロジェクタ・キーホルダー、iPhoneのケース、それに河村隆一さんの似顔をデザインしたストラップなどなど、今回はグッズ担当者が頑張ってくれたようで、たくさんのアイテムが揃いました。
 各アイテムの詳細は、こちらのページでチェックしてください。

 なかには、各公演数量限定で販売するものもあるようです。
 どうぞお買い求めはお早めにお願いいたします。

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ライトノベル・フェスティバルのご案内

 現在、多くの出版社から毎月たくさんの作品が刊行されている、ひょっとして出版界で唯一、元気なジャンルではないかと思われるのが「ライトノベル」。
 アニメやコミックとの連動もさかんで、これからますます盛り上がっていくのでは、と期待しています。

 そんなライトノベルを対象にしたファン・イベント、「ライトノベル・フェスティバル ミニ」が開催されますので、ご紹介します。
 このライトノベル・フェスティバルというのは、毎年定期的に都内を中心としてイベントを開いている人たちでして、作家さんを招いてのトークあり、ライトノベルを対象にした同人誌の即売スペースあり、コスプレあり、と、規模的にはこぢんまりしたものながら、内容的には非常に充実したイベントを提供しています。
 ちなみに、私も個人的にこの委員会のお手伝いをしておりまして、過去には赤城毅さんにもゲストとして出演していただいたことがあります。

 今回は、「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」シリーズで人気の竜ノ湖太郎さんと、「千の魔剣と盾の乙女」の川口士さんをゲストに迎え、楽しいお話しを伺うとのことです。

 ご興味のある方は、ライトノベル・フェスティバルの公式webをご覧になってみてください。


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田中さんがオビに推薦文を書きました。

Heartless

 人外の者たちが人類と共存している、ヴィクトリア朝ロンドンを舞台にしたファンタジー・シリーズ、「英国パラソル奇譚」。
 その4巻目となる『アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う』に、田中さんがオビに推薦文を書きました。
 もともとヴィクトリア朝ロンドンは大好きな街だと言っている田中さんですが、そこに魔物(異界族)が加わるわけですから、嫌いなハズはありません。

 このシリーズですが、第1作目となる『アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』から、今回の『アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う』まで、独特の雰囲気で高い人気を博しています。
 全米図書館協会アレックス賞受賞、ローカス賞ノミネートの本シリーズ。
 ぜひ書店でお手に取ってご覧ください。


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アフターパフォーマンスショーの開催が決まりました!

 昨日、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇の稽古場にお邪魔したのですが、河村さんたちの演技もさることながら、スタントチームのレベルの高さに目を瞠りました。
 具体的にどう凄かったのか、は、実際に舞台を見て頂いて実感していただくしかないのですが、子どもの頃から身体を動かすのが苦手で、運動会はいつも「雨、降らないかなあ」と願っていた私にしてみれば、大げさでなく「ひょっとして、深澤さん(スタントチームのヌシ)たちは、人間じゃないのかも…」と思ってしまうほど。

 そんなスタントチームと、ダンサーの有志が、4月21日(土)の夕方の公演の終了後、アフターパフォーマンスショーを開催してくださるそうです!
 すでにこの回のチケットを入手していたお客様、とてもラッキーだと思います。
 この回のチケットは、まだ若干の残りがあるようです。もし、どの公演に行こうか決めかねている方がいらっしゃいましたら、21日(土)の18時からの回はオススメです。
 チケットはこちらから。

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稽古場での通し稽古が終わりました。

 今日は、舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇の稽古場にお邪魔しました。
 稽古場での稽古は、今日が最終日。明日はいよいよ劇場にうつります。

 前回、お邪魔したときは、まだ止め通しの段階でしたので、きちんとした通しを観るのは、今回が初めて。
 いやはや、本当にびっくりの連続でした。
 もちろん、事前に台本は読んでいるのですが、やはり舞台を決めるのは演出家のお仕事なのですよね。繰り返しますけど、本当にびっくりしました。
 ただ、このびっくりは、がっかりとは対極にあります。こんな風に「銀河英雄伝説」を料理して下さったか!と、ただ、びっくり。

 いままでの舞台「銀河英雄伝説」をご覧になって下さった方にも、「こんなやり方があったのか」と驚いていただけること請け合いだと思います。
 ぜひ、劇場で一緒にびっくりしましょう!

 昨日はカーテンコールの稽古もありました。
 出演者全員で、河村隆一さんの作られた「Searching for the light」を歌うのですが、これがゾクゾクするくらいカッコイイのです。
 劇場においでになる皆さまも、ぜひ、覚えてきてくださると良いかも。
 「Searching for the light」は、このサイトで着うたがダウンロードできます。また、iTunesStoreでも購入できます。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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小前亮さんの『王道の樹』が改題のうえ、祥伝社文庫に入りました。

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 小前さんが2008年10月に『王道の樹』として発表した、長篇中国歴史小説が、『苻堅と王猛 不世出の名君と臥竜の軍師』と改題したうえで、祥伝社文庫に収められました。

 四世紀なかば、諸民族が覇を競う五胡十六国時代の中国で、氐族の青年・苻堅は全民族が平等に暮らせる統一国家建設を志していた。
 氐族の秦と鮮卑族の燕が中原を二分、江南には中華の正統を継ぐ漢族の東晋が盤踞するなか、臥竜の軍師、王猛を得た苻堅は秦の皇帝となり燕を併呑。ついに東晋に挑むが……。
 史上初、民族融和の壮図を目指した不世出の名君を描く歴史巨篇!

 解説は、文藝評論家の縄田一男先生にお願いしたのですが、「読了してから一時間あまり、涙が流れるままになっていた」とまで書いて頂きました。
 愚直なまでの理想を追い求め続ける主人公の姿は、いまの私たちが心の奥底から望んでいる君主の姿に思えます。
 未読の方、ぜひお手に取ってご覧になってください。

 『苻堅と王猛』は、4月12日に発売です。


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光文社文庫版『アルスラーン戦記 王都炎上』の見本刷りが届きました。

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 昨日、光文社の編集さんが、光文社文庫版の『アルスラーン戦記 王都炎上』の見本刷りを持ってきてくださいました。
 カバー絵は、すでに拝見していたのですが、素晴らしい口絵が付いてます!

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 田中さんも、感激のあまり、思わず口絵を見せての記念撮影。
 皆さんも、ぜひ書店で確認をしてみてください。

 光文社文庫版『アルスラーン戦記 王都炎上』は、4月12日発売予定です。



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ヤン・ウェンリーの誕生パーティーが開かれました。

 原宿/竹下通りのニコニコ本社にあります、「カフェ2525」で行われていた、「銀河英雄伝説」カフェが、昨日、最終日を迎えました。
 前期と後期、両期を通じてたくさんのお客様においでいただきました。
 「銀河英雄伝説」とのコラボメニューも、けっこうな評判だったようです。

 その最後を飾るイベントとして、田中さんを迎えての「ヤン・ウェンリー誕生パーティー」が開かれました。
 平日の夕方というのに、たくさんのファンの方が駆けつけてくださいました。

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 「銀河英雄伝説」に関するトークを楽しんでいただいたあと、誕生日ということで、バースデー・ケーキも登場。
 真ん中に据えられたドーム状のチーズケーキが、イゼルローン要塞を表現しているそうです。

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 バイオリンの生演奏で、「ハッピー・バースデー」を歌ったあと、田中さんが一息でキャンドルを吹き消しました。

 原作の第一巻が刊行されてから今年で30年。
 「銀河英雄伝説」を愛し続けてくださっている皆さまに、心からの感謝を。
 今後ともよろしくお願いいたします。

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「さすらいエマノン」、ついに刊行です!

Emanon

 梶尾真治さんの「エマノン」シリーズ。
 鶴田謙二さんが、徳間書店のコミック誌「月刊COMICリュウ」でコミック化をしてくださっていました。
 前巻「おもいでエマノン」から、4年近く経ちましたが、このたびついに第2巻「さすらいエマノン」が単行本にまとまりました。
 雑誌掲載時の原稿を大幅に加筆修正したということで、とてもきれいな本に仕上がっています。

 ひとつ残念なのは、この本の原作となる『さすらいエマノン』(徳間デュアル文庫)が、版元在庫切れで重版未定であること。
 コミックを読んで、原作を読みたくなる私のような人も多いと思います。
 是非とも、重版を検討していただきたいと思います。>徳間書店さま


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電子書籍版『銀河英雄伝説』、第2巻「野望篇」がリリース開始です。

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 弊社で販売している、『銀河英雄伝説』ですが、このたび第二巻「野望篇」がリリースされましたのでお伝えします。
 iPhone/iPad版は、Appストアの「アップデート」からご確認ください。第二巻が購読可能になっているはずです。
 
 Android版は、従来通り単独アプリとしてダウンロードが可能です。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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今日から新年度ですね。

 今日から新年度。
 出勤途中で、真新しいスーツに身を包んだ若者の姿を見ました。
 最近の若い人は、度胸が良いというのでしょうか。ぱっと見たところ、とてもリラックスしているようでした。
 自分がはじめてサラリーマンを経験したときのことを考えると、なんとも頼もしく感じます。どうか若い力を存分に発揮して、社会に新しい風を吹き込んで欲しいと思います。

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 うちの会社の前は、桜並木が続いているのですが、ようやくぽつぽつと花を付けているようです。満開の桜ももちろん良いのですが、私はこの時期の「もうすぐ咲くぞ」という頃合いのつぼみの色がとても好きです。小さなつぼみの中に、春がいっぱい詰まっている感じがします。
 新しい年度。新しい気持ちで頑張りましょう。

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「破壊ランナー」を観てきました!

 金曜日、池袋のあうるすぽっとで、「破壊ランナー 2012」を観てきました。
 「破壊ランナー」は、ライヴ・アート・パフォーマンス演劇集団、惑星ピスタチオが1999年6月に上演し、大好評を博した演劇です。
 惑星ピスタチオは、常に実験的というか、冒険的というか、先人が試したことのない表現方法を舞台に持ち込む集団でした。それら独特の表現技法は、主宰の西田シャトナーさんが生み出したもので、その斬新さは、当時の小劇場界に衝撃を与えたとまで言われています。

 西暦2700年代、人々は生身の人間が超音速で走るプロスポーツ、「ソニックラン」に熱狂していた。
 今日も世界中のサーキットで、プロランナーたちがチェカーフラッグを競い、デッドヒートを繰り広げている。

 (「破壊ランナー」公式webより引用)

 この冒頭部を聞いただけでも、燃えてきます。
 西田シャトナーさんの発想力は、本当に凄いです。

 では、その「超音速で走るランナーたち」を、どのように舞台で表現するのか。
 こればかりは、実際に舞台を観ていただくしか、お伝えしようがありません。はっきり言います。これは絶対に観るべきです。
 もちろん、DVDなども発売されることでしょう。でも、これは実際に観なければ。

 4月3日(火曜日)まで、上演しているそうです。
 ぜひ、なんとか予定を付けて、池袋まで足を運んでみてください。おすすめ。
 (公演スケジュール、チケットなどは、このページをご覧になってください)

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