「えびすしげなり」を観てきました。
本日、初日を迎えた、カムカムミニキーナ シリーズ「サラウンド・ミニキーナ」第二弾 えびすしげなり を観てきました。
太閤秀吉絶頂の時代
播磨の海岸に漂着したひとりの男。
かつて彼は子供の頃海に捨てられた。
だが漂着してからは商売が繁盛して長者に。
”立ち上がらない男”
えびすしげなりの波乱の生涯。
命拾いの桃山絵巻
いわゆる、えびす様のお話です。
(公式webサイト あらすじ より)
劇場となった、ウェストエンドスタジオの、さして広いとは言えない(失礼)空間では、お客さんが入ってくる時間から、すでに芝居が始まっていました。その一種異様な、でも、なにか心地よい空気に包まれて、上演開始の時刻を待ちます。
そして、いよいよ開演。
……なんと言えばいいのでしょう。なんとも不思議な「えびす様」のお話が繰り広げられます。物語はひとつの糸ではなく、いくつもいくつも綾なして進み、ひとつになったかと思えば、またほぐれ。
まさに、あっという間の1時間45分でした。
今回、主役(なのかな)を演じられたのは、舞台「銀河英雄伝説」外伝 オーベルシュタイン篇で、ゼークトの副官、ゲストヴィッツを演じられた中村哲人さん。すばらしい演技でした。
舞台は4月30日まで。
まだ若干、当日券のご用意もあるようです。
ぜひ行ってみて、私の味わった不思議空間を堪能してみてください。
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