赤城さんが「歴史街道」に寄稿しています。
現在、発売中の雑誌「歴史街道」6月号で、赤城さんが山口多聞提督について記事を書いてます。
山口多聞提督といえば、太平洋戦争の転換点となったミッドウェー海戦に、第二航空戦隊司令官として参戦。南雲忠一率いる第一航空艦隊が米艦載機による攻撃で被弾、炎上するなか、自ら座乗する空母「飛龍」で反撃を行い、米軍に一矢を報いた勇将として知られています。
今回の「歴史街道」では、山口多聞提督の人となりを分析し、その人物像を詳細に描き出しています。
赤城さんも、ミッドウェー海戦に際して山口提督がみせた驚くべき戦術センスと、それを生かすことの出来なかった第一航空戦隊の錯誤について記しています。
平和を謳歌する現代日本において、旧軍の軍人に学ぶことなどないと言う意見もありましょうが(良い資料を選ぶ手間さえ惜しまなければ)、第二次大戦の戦場というものは、近現代史のひとつの舞台としてはもちろん、現代社会に生きるものへのヒントも隠されている気がしてなりません。
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