東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性物質が空中/水中に放出されました。
放射性物質は目にも見えず、匂いもせず、味もしないことに加え、人体に対する影響についての情報も乏しく、多くの皆さんが不安な日々を送られています。
ことに、福島県の皆さんは風評被害も含めて、今なお大変な毎日を送られています。
さきほど、放射性物質は目にも見えず、と書きましたが、ガイガーカウンターという機械を使うことで、その放射性物質が発する放射線を「見える化」することが出来ます。最近では、ホームセンターでも売られていたりするので、実際に目にされた、手にされた方も多いのではないでしょうか。
ただ、このガイガーカウンター、意外と使うのに「コツ」が必要です。コツ、というと怒られてしまうかな。要するに、正しく放射線量を量るためには、それなりの知識と習熟が必要なのです。
その基礎知識を学ぶほか、実際に計測された放射線量のデータをもとに内部被ばく、外部被ばくを考え、生産者の方、流通業者の方と「福島のこれから」を考えるイベントが開催されます。イベントのwebページはこちらになります。
東京大学の早野先生は、原発事故の発生直後から、放射線への正しい理解を広めて下さっていますが、その早野先生を中心とした方々が、このイベントを運営されています。
放射線の被害から身を守るためには、正しい知識と理解が不可欠だと思います。
お近くにお住まいの方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょう。
また、このイベントを応援する、ネットでの支援金受付窓口も開設されています。(サイトはこちら)
私も、当日はどうしても参加できないので、ささやかながら後押しをさせていただきました。
皆さんも、ぜひ。
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