「陰陽屋へようこそ」のリーディング・シアターに行ってきました。
昨日、北区王子の北とぴあで行われた「陰陽屋へようこそ~リーディング・シアター」に行ってきました。
リーディング・シアターというのは、いわゆる朗読劇かと思ったのですが、今回のものは天野さんの『陰陽屋へようこそ』シリーズを原作としてオリジナルの脚本を書き起こし、それを現役の声優さんが、それぞれの登場人物に合わせて読む、というものでした。私くらいの年齢層の方には、「ライブで行われるドラマCD」と言ったら、ご理解いただけるかと。
今回は、15時からの回と18時からの回の二回公演で、それぞれに演目が違うというチカラの入った公演だったのですが、あいにく夕方から先約のあった私は、15時からの部のみを拝見(拝聴?)しました。
受付の準備が足りなかったのか、入場にはずいぶんと待たされました。
受付待ちの列は、そうとう長くなっていたのではないでしょうか。実際、開演時間が20分近く遅れましたし。
ただ、いざ公演が始まってみると、そんなことは些末に思えるほど。
リーディング・シアターですから、絵はたまに投影されるくらいで、メインは耳から入る声と音のみになります。
でも、よく考えられて書かれている脚本に加え、演じる声優さんが失礼ながら大変にお上手で、情景が脳裏にいきいきと浮かびました。
きっと『陰陽屋へようこそ』シリーズを読んだことのない人にも、無理なく理解できたのではないでしょうか。
以前から、アニメの制作現場などで声優さんのお仕事を拝見する機会はありましたが、こういう声をメインにした活動を見たのは初めてでした。いやはや、本当に素晴らしい舞台を見せていただきました。
今回、集まっていただいた声優さんたちと、スタッフさん。
この一度の機会で終わらせるには惜しい公演だったと思います。いろいろと難しいこともあると思いますが、ぜひこれからも継続的に活動をしていただければ読者の一人として嬉しいです。ご検討いただければ幸いです。
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