昨日から兵庫県宝塚市の宝塚大劇場にて「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」がはじまりました。私も田中さんと一緒に初日公演を観劇してきました。
梅田から阪急電車で宝塚へ向かい、駅から歩いて宝塚大劇場へ……と言いたいところですが、まずは宝塚市立手塚治虫記念館へ。
ユニークな外観の建物のなかには、手塚治虫さんの生い立ちから、世界にその名を知られる漫画家となるまで、また、アニメの創世記に手塚治虫さんが果たした数々の功績をわかりやすく解説、展示しています。
手塚作品を愛読して育った田中さんは、文字通り食い入るように展示を見学していました。
その後、近くにあった雰囲気のよい中華料理屋さんでお昼ご飯。
ここには「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」の出演者の直筆サインが書かれたポスターが貼られていました。このお店だけでなく、宝塚大劇場の近くにあるお店には、どこでもこのようにポスターが飾られていました。ここが宝塚歌劇団ファンの聖地だということを改めて感じました。
大劇場に着いて、スタッフのご案内で貴賓室に通された私たち。
なんとなく落ち着かないなあ、などと笑っていたところ、本日のサプライズ・ゲストが登場。
「世界の盗塁王」こと、元阪急ブレーブスの福本豊さんです。以前、東京・有楽町で行われた「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」の制作発表の際、田中さんが熱烈な阪急ブレーブスファンだと知った宝塚歌劇団の理事長が取りはからってくださった、なんとも素敵なサプライズでした。
福本さんが書いてくださったサイン色紙を胸にしっかりと抱いた田中さんは、本当に嬉しそうでした。
そして、いよいよ「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」の初日公演を観劇させていただいたのですが、これは本当に素晴らしい舞台でした。
限られた時間で、原作小説でいえば第2巻、キルヒアイスの死までを描くということから、当然、ストーリーや登場人物を整理したり改変したりしているわけですが、それでも原作のもつテイストは損なっていません。変な言い方になりますが、ちゃんと『銀河英雄伝説』になっていました。
原作小説を読んだことのない方にも、問題なくごらんいただけると思いますし、原作小説をお読みになったうえでごらんになれば、より楽しく舞台を観ることができると思います。
終演後、主演の凰稀かなめさんと実咲凜音さんと一緒に記念撮影。
田中さんいわく「長生きはするものだなあ」とのこと。
脚本、演出を担当してくださった小池修一郎先生。宝塚歌劇団宙組の皆さん、宝塚歌劇団のスタッフの皆さん。
「銀河英雄伝説」を素晴らしいミュージカルに仕立ててくださって、本当にありがとうございます。
千秋楽までどうぞ事故にはお気をつけて、華麗な舞台でファンの皆さんを魅了してください。å
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