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ふたつの舞台が千秋楽を迎えました。

 昨日、東京宝塚劇場で上演されておりました「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」、および東京国際フォーラムホールCで上演されておりました「舞台『銀河英雄伝説』輝く星 闇を裂いて」が、同日に千秋楽を迎えました。
 かたやミュージカル、かたやストレートプレイとジャンルこそ違え、いずれも『銀河英雄伝説』の世界を舞台演劇という新しい場に移して表現していただきました。
 原作者代理人として、宝塚歌劇団の皆さま、舞台「銀河英雄伝説」実行委員会の皆さまに心から御礼申し上げます。

 今回、宝塚歌劇団では「銀河英雄伝説」を初の本格ミュージカルに仕立てていただきました。もともと「銀河英雄伝説」の、ことに帝国陣営は、軍服の描写も煌びやかで、時代がかった台詞回しもあって、歌劇には向いている素材かと考えておりましたが、実際に目の前に現出した、宝塚アレンジの「銀河英雄伝説」の世界は、私どもの想像を遙かに超える仕上がりで、本当に感動いたしました。
 脚本の小池先生には、長く複雑な「銀河英雄伝説」のなかから、いちばん良いエッセンスを抽出していただいたと感謝しております。もともと小池脚本/演出への高評価は聞き及んでいたのですが、実際に出来上がったものを拝見すると、その手腕はまさに演劇界の至宝と言えるものだと思います。
 また、実際に演じていただいた宙組の皆さまには、本当にお世話になりました。
 凰稀かなめさん、実咲凜音さんの両トップの方はもちろんのこと、一兵卒役、一市民役の方々まで、妥協を許さぬ完成度の高い演技を披露してくださいました。
 年明け早々には、場所を九州/博多に移しての公演も予定されているとのこと。
 どうぞお怪我などにはお気を付けて、これからもよろしくお願いいたします。

 また、今回で6回目となります、舞台「銀河英雄伝説」。
 今回はラインハルトに間宮祥太郎さんをお迎えしました。第一章の松坂桃李さん、撃墜王でのニコラス・エドワーズさんに続く起用となりましたが、若い頃のラインハルトの鋭気に溢れた姿をよく演じてくださいました。
 キスマイの横尾さん、二階堂さんにも大変にお世話になりました。ことにロイスという原作には登場しないキャラクターを演じていただいた二階堂さんには、役作りから何からご苦労をお掛けしたと思います。ただ、公演を重ねるたびにどんどんと上達されていく姿には、私はもちろん、共演された皆さまにも大きな刺激を与えていたと思います。
 岸さん、志賀さん、中原さんをはじめとするベテラン役者さんには、若手の役者さんに対するご指導やカンパニーの雰囲気作りまで、おんぶにだっこでご無理をお掛けしてしまいました。ですが、その先輩たちの余裕のある表情ひとつ、暖かい声かけ一つで、ともすれば自分の演技だけで精一杯の若手俳優さんが、どれほど救われたか。
 本当にありがとうございました。
 ヨリコさん、大橋さんをはじめとするスタッフ陣には、舞台という仕事の楽しさ、厳しさを教えられた気がします。その気迫がすべて舞台を通してお客様に伝わり、結果として、今回の公演の大成功に繋がったのだと思います。
 また、いつかご一緒にお仕事が出来ることを願っています。

 これからも「銀河英雄伝説」を原作とする企画は、さまざまなかたちで進めさせていただきたいと思っております。
 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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