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「GO HOME!!」を観てきました!

 本日、2回目の更新。

 昨日、初日を迎えました「GO HOME!!」に行ってきました。

 お話しのベースは、SFの王道とも言える「異文明遭遇モノ」なのですが、そこに圧倒的(としか言いようのない)肉体表現が加わることで、とても面白い舞台に仕上がっています。
 もっとも、中身のない芝居であれば、そこにどれほど素晴らしい肉体パフォーマンスが加わったとしても、単なる「曲芸」で終わってしまいます。しかし、主演の岩永さん、高山さんの安定した演技が、舞台全体をがっちりと基礎固めしていることで、パフォーマンスが、より素晴らしい「表現」として観客に伝わってきました。
 劇場となったキンケロ・シアターも、舞台と観客がちょうど良い距離感で観られるように工夫されているようで、最前列にも関わらず、とても観やすかったです。

 個人的に注目なのは、これが舞台は二回目、というキッキィさんの表現力。ダンスについては定評というか、もはや何を語ることもない実績と実力を誇る彼ですが、役者としての演技も堂々たるものでした。
 あとは、佐藤さんかな。いやはや、彼の黒さを存分に引き出した演出家のスガマサミさんには心から敬意を表します(笑)。

 舞台「GO HOME!!」
 中目黒のキンケロ・シアターで、今週の土曜日(1月26日)まで上演中です。
 ぜひぜひ。(スケジュールなどは公式webサイトをご覧下さい)


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 おまけ。
 初日を終えて、少しホッとされているスガマサミさん(左端)と、私。黒い佐藤さん。それに、舞台「銀英伝」でお世話になった藤咲ともみさん。
 またメシ、喰いましょうね。

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横山さんの『群龍の海』シリーズ、新刊です!

Yokoyama

 横山信義さんの戦記シミュレーションシリーズ、『群龍の海』の新刊が出ます。

 パナマ地峡が崩落し、太平洋と大西洋の行き来が自由になった「異変」から20年。
 アメリカ海軍は、パナマ運河の幅により艦の横幅が制限されていた時代の反動とも思えるほど、巨大な戦艦を次々に竣工させ、世界の覇者たらんとしていた。
 一方、アメリカを仮想敵として戦備を整えていた日本は、アメリカの大艦巨砲主義に自らも戦艦をもって対抗することは不可能と判断。中型空母を多数建造し、この航空兵力をもって、来寇する敵艦隊を撃滅する戦略を採用した。
 ときに1941年。
 宮古島沖に姿を見せたアメリカ太平洋艦隊はデラウェア級大型戦艦を擁し、台湾各地の日本軍航空基地に艦砲射撃を敢行。これに対し、日本海軍は空母機動部隊と水雷戦隊を組み合わせた戦力で果敢に挑み、見事に撃退した。
 アメリカは、この雪辱をはらすべく、デラウェア級大型戦艦を上回る巨艦をもって日本に対し、反攻を開始した。
 決戦の場所は、日本が最重要拠点のひとつと位置付けるトラック環礁近海。
 中部太平洋の制海権を賭けて、いまふたたび両軍が激突する!

 横山さんの描く、もうひとつの「太平洋海戦史」。
 大艦巨砲主義を捨て、航空主兵に舵を切った日本の決断は、果たして正しかったのか。迫力満点の筆致で描かれた「戦記シミュレーション」の傑作を、ぜひお楽しみください。


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コミック版「薬師寺涼子の怪奇事件簿」、新刊です!

Yakushiji

 田中さんの『薬師寺涼子の怪奇事件簿』を原作に、垣野内成美さんがコミックを描いてくださっております。
 田中さんも、毎月、雑誌「アフタヌーン」が届くたび、垣野内さんの筆により活き活きと活躍する涼子の姿を楽しみに読んでおります。
 で。
 垣野内さんのコミック版は月刊連載。田中さんの原作は、不定期…と言えば聞こえは良いのですが、いささか停滞気味。
 ついにコミック版が追いついてしまいました。
 そこで、「アフタヌーン」編集部の担当N氏が考えたのがコミック版オリジナル・ストーリー。
 もともと田中作品を愛読してくださっていた脚本家の植竹須美男氏の手によってストーリーが作られ、これを垣野内さんがコミックに仕立てて下さいました。
 私はストーリーの段階からチェックさせていただいたのですが、さすが植竹さん。しっかり「お涼」の世界になっておりました。もちろん、田中さん本人もすっかりお気に召したようで「これはいいなあ。これから先も原作がなくても大丈夫だ」などと口走り、担当さんに白い目で見られておりました(笑)。

 伊豆諸島にある猫だらけの島で、またしても奇怪な事件が発生。
 「この怪事件を解決できるのはキミしかいない」と刑事部長じきじきに出動を命じられたお涼と、「付属品」泉田くん。
 のどかに見える島のなかに渦巻く、複雑な人間関係と、利害が、二人を巻き込んで動き出す。
 お涼と泉田くん、それに岸本たちの運命やいかに。
 
 垣野内さん、植竹さんによる新しい「薬師寺ワールド」を、ぜひお楽しみくださいませ。


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今日の夜、オーディオドラマ『髑髏城の花嫁』が放送されます!

 今日(1月21日)の午後10時45分から15分の予定で、NHK-FMで青春アドベンチャー『髑髏城の花嫁』の放送がございます。
 前作『月蝕島の魔物』でも主人公のニーダム青年を好演してくださった大内厚雄さんをはじめ、実力派の声優さんたちが多数参加してくださった本作。
 FMラジオをお持ちでない方でも、ネットラジオらじる★らじるを使えばパソコンで聞くことが出来ます。
 ぜひ、第一話をお聞きになって、感想をお聞かせください。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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青春アドベンチャー『髑髏城の花嫁』、いよいよ来週スタートです!

 田中さんの(自称)「ビクトリアン・ホラー・アドベンチャー」シリーズの第二弾、『髑髏城の花嫁』のオーディオドラマが完成し、いよいよ来週月曜日(21日)から放送されます。
 さきほどNHKからサンプルCDが届きまして、いそいそと聞き始めました。

 年末に行われた収録には、私もお邪魔させていただきました。実力派の声優さんたちに中川晃教さんを加えた、超豪華なキャスティングだけあって、声の演技を聞いているだけでもぞくぞくしたのですが、それに加えてBGMや効果音なども加わった完成品は、格段に面白くなっています。
 田中さんが筆で描写した光景が、オーディオドラマでどのように表現されているか。
 ぜひ実際にお聞きになって、お確かめください。

 詳しい放送スケジュールなどは、NHKオーディオドラマのwebページをご参照ください。


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大雪のなか、イベントに参加しました。

 なんか久しぶりの日記です。

 本日は、都内某所で行われました舞台「銀河英雄伝説」ファンクラブのイベント、「田中芳樹先生を囲む会 スペシャルティーパーティー」に参加してきました。
 朝、起きたときには雨だったのですが、その後、雪に変わりまして、田中さんと合流したころには道路にはうっすらと積雪が。
 移動中のタクシーのなかでは「こりゃあ、行ったは良いけど中止かもねえ」などと話をしていたのですが、あにはからんや、総勢50名以上のファンの方が駆けつけてきてくださいました。

 今回は田中芳樹さんのほか、舞台「銀河英雄伝説」輝く星 闇を裂いて で脚本と演出を手がけてくださったヨリコジュンさんにも参加いただき、小説と演劇、それぞれの立場からのお話を伺いました。
 今回に限り、イベントは写真撮影OK、内容をブログに書くのもOK、としましたので、検索を掛けていただければ、参加された皆さんのご感想などをチェックできるかと思います。

 本当は、もっと皆さんと長い時間楽しみたかったのですが、どんどん雪が強くなる一方で、窓の外は真っ白になっていくのを見ると、さすがに早めにお開きにするのが良いと判断し、午後3時前には解散となりました。
 皆さん、無事に帰ることが出来たかな。実はけっこう本気で心配していたりします。ご無事なら良いのですが。

 このイベントを企画してくださったキティさん、本当にありがとうございました。これからも、機会を見つけてこういうイベントを開いていただければ、と思います。

 また、なによりも本日、会場においでいただいた皆様、足下のお悪いなか、ご参加いただきまして本当にありがとうございました。

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田中さんが解説を書かせて頂きました。

Kamisama2

 新年最初のニュースは、田中さんが文庫の解説を書かせて頂いた、という話。

 シリーズ累計258万部突破……って、ちょっと想像もつかないほどのヒット作、夏川草介さんの『神様のカルテ』第2巻が小学館文庫に収められ、その解説を田中さんが書かせて頂きました。
 信州の病院に勤務する内科医、栗原一止と、その周りの人間模様を描いた本シリーズは、前作と本作、二年連続で本屋大賞にノミネートされるヒット作となりました。
 さらには、このたび櫻井翔さん、宮崎あおいさん、藤原竜也さんで映画化されることが決まったとのこと。

 田中さんも本作を読んで、「するりするりと本の世界に入り込める小説だった。これはすごいことなんだよ」と言っておりました。

 お正月休み、なにか読むものが欲しいな。と思っている方には、是非ともお薦めしたいシリーズです。


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明けましておめでとうございます。

 2013年が明けました。
 皆さま、よいお正月をお迎えのことと存じます。
 昨年は本当にお世話になりました。
 本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 怠け者の節句働き、とはよく言ったもので、自宅にいてもすることがないので、早々に会社に来てしまいました。
 郵便受けに入っておりました年賀状を取り出し、皆さまのお心遣いに感謝しつつ、楽しく拝見しております。
 すっかりご無沙汰してしまい、年賀状のやりとりだけになってしまった方などもいらっしゃいますが、今年こそはお目に掛かってご挨拶できればと思います。

 2013年、まずは5日から「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」博多座公演がございます。お近くにお住まいの方には、是非とも博多座まで足を運んでいただければ嬉しいです。
 その後も、3月末日からは「銀河英雄伝説」第三章の公演が予定されておりますし、その他にもいくつか進行中の企画がございます。
 情報解禁になりましたら、そのつど本ブログにてご紹介させて頂きます。
 今年も、このブログをご愛読頂けますよう、こまめに更新をはかって参ります。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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