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小前亮さんの新作が出ます!

Tougensouki

 中国を題材にした数々の作品を発表し、高い評価を得ている小前亮さんの新刊、『唐玄宗紀』が出ました。

 則天武后の死後、乱れた唐の国を果敢な行動力でまとめ、第六代皇帝となった玄宗。
 彼を支えた宦官・高力士は、恩蔭系と科挙系で対立する官僚をつかいこなし、唐の隆盛を築いた。
 だが、楊貴妃におぼれた玄宗が国を顧みなくなると、辺境から安禄山が台頭し、安史の乱をひきおこす。
 唐、そして、ふたりの命運は尽きるのか。

 世界三大美女に数えられる楊貴妃。彼女の存在が唐の衰退を招いたというのは、果して正しい見方なのか。玄宗と高力士の関係を通して、新たな唐代史を描き出します。
 新進気鋭の作家の筆による中国大河ロマンを、ぜひお楽しみください。


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天野頌子さんの『タマの猫又相談所』が文庫になりました!

Tama


「陰陽屋」シリーズで人気の天野頌子さんが、佐世保の私立高校を舞台に描いた学園ほんわか物語。
 ポプラ社で単行本として刊行されたのですが、このたび、ポプラ文庫ピュアフルに収められました。
 表紙カバーはテクノサマタさんが描いてくださいました。

 −−うちの理生ときたら、高校生になったというのに、泣き虫で弱虫でこまったもんだ。やれやれ、おれがなんとかしてやるか−−。
 理生の飼い猫タマは、じつは長生きして妖怪と化した猫又。流されるままに花道部に入部し、因縁のライバル茶道部との激しい部室争奪戦に巻き込まれてしまった理生を、タマが陰から賢くサポート。

 特別ふろくとして、書き下ろしの短篇、「空の下、屋根の上」が収録されています。

 3月5日、発売予定です。
 どうぞよろしくお願いいたします。


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舞台「銀河英雄伝説」第三章の稽古が始まりました。

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 先日、舞台「銀河英雄伝説」第三章 内乱 の顔合わせ&本読みがあり、稽古が本格的に始まりました。
 今回の第三章 内乱 は、第一章 銀河帝国編第二章 自由惑星同盟篇 に続くもので、銀河帝国、自由惑星同盟、それぞれの視点で語られてきた「銀河英雄伝説」世界が一つになる、これまでの集大成的作品となります。
 そのため、出演者もとても豪華になっており、キャスト表を見た田中さんも「こんなに豪華で良いの?」と心配するほど。正直言うと、このキャストの舞台がわずか2時間ていどで終わってしまうのがもったいないと思ってしまいます。いっそ、休憩を何度も挟んで6時間くらい……無理ですね(笑)。

 現在、チケットの先行販売を受け付け中とのこと。(詳細はココから)
 田中さんも、4月10日13時から始まる回でアフタートークショーに出演することが決まりました。
 劇場で皆さまにお会い出来ることを楽しみにしております。


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横山さんの『八八艦隊海戦譜』シリーズ、新刊です!

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 作家生活20周年を迎えた横山信義さんが、持てる力をフルに活かして執筆に励んでいる戦記シミュレーション巨篇、『八八艦隊海戦譜』の新刊が出ます。

 日本海軍は、トラック環礁沖、小笠原諸島沖、と、来寇してきた米艦隊を撃破。主力艦多数を撃沈破し、意気はますます高まっていた。
 また同時期、マレー半島を攻略する陸軍第二五軍も破竹の進撃を続け、大英帝国のアジア進出の拠点、シンガポール攻略も間近に迫っていた。
 対する英国は、シンガポールを防衛する東洋艦隊に、日本の八八艦隊計画艦、米国のダニエルズ・プラン艦のライヴァルと目される、セント・アンドリュー級戦艦、インヴィンシブル級巡洋戦艦を擁する艦隊の増派を決定。もし、この艦隊がシンガポールに到着すれば、マレー半島海岸部を進軍する第二五軍は、海上からの艦砲射撃で甚大な損害を被る可能性が高い。
 しかし、米艦隊との二度にわたる海戦は八八艦隊計画艦の多くを傷付け、その大部分がドック入りを余儀なくされている。
 増援の望めぬなか、旧式戦艦を中心とした第三艦隊は南方作戦を死守すべく、マラッカ海峡へと針路を向けるが……。

 緒戦での米海軍との戦闘で大きな戦果を挙げた日本海軍でしたが、その代償も大きく、日本軍はすぐに使える戦力が枯渇する状態。その隙を突くかたちでシンガポールに増派された英艦隊との決戦が、どのような結果になるのか。
 横山さんの描く迫力ある海戦を、ぜひお楽しみください。



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電子書籍版『銀河英雄伝説』、第8巻がリリースされました。

 電子書籍版の『銀河英雄伝説』ですが、先日、第8巻 乱離篇 がリリースされました。iOS版とAndroid版があり、どちらも450円です。(ここから売り場に行けます)
 第9巻は5月に刊行の予定です。

 電子書籍というと、先日、Kindle paperwhiteを買いました。
 電子インクを使った端末としては、楽天のKoboがありまして、実は私、これも買ったのですが、あまり(というか、かなり)使い勝手が悪く、Kindleはどうなのかな、と内心、あまり期待はしていませんでした。
 実際に使ってみますと、たしかに電子インク特有のもたつき感はあるのですが、楽天のそれに比べますと、書き換え時間も早いですし、端末単体としてみた場合でも、及第点かと思います。
 で。
 Kindleの強さは端末だけではないのですね。あらかじめ自分のAmazonアカウントにKindleを登録しておくと、AmazonのKindle書籍売り場で電子書籍を購入するのが本当に簡単になります。
 ソフトとハード、合わせての使い勝手の良さというのは、電子書籍を普及させるうえで大きな力になるのだろうなあ、と思いました。

 ここまで書いたら、すぐにでも『銀河英雄伝説』のKindle版が出るのでは、と期待される向きもあるでしょうけど、どうもAmazonさんは『銀英伝』には興味のないご様子。ほかの出版社さんや代理店さんが「うちを通せば、すぐAmazonでKindle版を売れますよ」と言って下さるんですが、それでは「電子書籍については、出来る限り自分たちでやりなさい」と言った田中さんの言葉にも反してしまいますし。
 Kindle版の『銀英伝』をご希望の方は、地道にAmazonさんにリクエストを送ってみてください。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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ワンフェスに出展します。

 2月10日(日)に、幕張メッセで行われる「ワンダーフェスティバル 2013冬」に「アルバクリエイツ/らいとすたっふ」として出展します。
 OVA「銀河英雄伝説」の1/5000ガレージキットや、1/12000彩色済み艦船模型「銀河英雄伝説フリートファイルコレクション」などを展示、販売いたします。

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 それと、今回の新製品として、「銀河英雄伝説」の紋章を蒔絵シールにしたものを販売します。
 今回は、4種類の図柄を用意しました。
 右上から時計回りに「銀河帝国紋章」「新銀河帝国紋章」「イゼルローン駐留艦隊部隊章」「自由惑星同盟軍宇宙艦隊記章」です。
 価格は1枚400円(消費税コミ)

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 私も見本をいただいたので、さっそく貼ってみました。
 蒔絵シールなので、立体感があってなかなか良い感じです。

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 ちなみに、自由惑星同盟軍の記章を貼ったジッポーですが、これ、ライターではなく、ミント・タブレットのケースとして使ってます。なかなか便利です。
 このケースはココで売ってます。

 ワンフェス会場でお会い出来ますこと、楽しみにしております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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