横山さんの『八八艦隊海戦譜』シリーズ、新刊です!
作家生活20周年を迎えた横山信義さんが、持てる力をフルに活かして執筆に励んでいる戦記シミュレーション巨篇、『八八艦隊海戦譜』の新刊が出ます。
日本海軍は、トラック環礁沖、小笠原諸島沖、と、来寇してきた米艦隊を撃破。主力艦多数を撃沈破し、意気はますます高まっていた。
また同時期、マレー半島を攻略する陸軍第二五軍も破竹の進撃を続け、大英帝国のアジア進出の拠点、シンガポール攻略も間近に迫っていた。
対する英国は、シンガポールを防衛する東洋艦隊に、日本の八八艦隊計画艦、米国のダニエルズ・プラン艦のライヴァルと目される、セント・アンドリュー級戦艦、インヴィンシブル級巡洋戦艦を擁する艦隊の増派を決定。もし、この艦隊がシンガポールに到着すれば、マレー半島海岸部を進軍する第二五軍は、海上からの艦砲射撃で甚大な損害を被る可能性が高い。
しかし、米艦隊との二度にわたる海戦は八八艦隊計画艦の多くを傷付け、その大部分がドック入りを余儀なくされている。
増援の望めぬなか、旧式戦艦を中心とした第三艦隊は南方作戦を死守すべく、マラッカ海峡へと針路を向けるが……。
緒戦での米海軍との戦闘で大きな戦果を挙げた日本海軍でしたが、その代償も大きく、日本軍はすぐに使える戦力が枯渇する状態。その隙を突くかたちでシンガポールに増派された英艦隊との決戦が、どのような結果になるのか。
横山さんの描く迫力ある海戦を、ぜひお楽しみください。
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