垣野内さんの「薬師寺涼子の怪奇事件簿」、新刊です!
田中さんの原作を、垣野内成美さんがコミック化して下さっている「薬師寺涼子の怪奇事件簿」シリーズ。
田中さんの原作執筆のペースよりも、はるかに垣野内さんのコミック化のスピードが速かったため、しばしコミック版オリジナルのストーリーが続いておりましたが、久しぶりに田中さんの原作を題材にしたモノが単行本に。
猟奇殺人の被疑者として国際手配されている日下公仁。カリブ海を航行していた豪華クルーザーから忽然と姿を消した彼が、実はロシアにいる、という情報を得た警視庁は(不本意ながら)薬師寺涼子と泉田準一郎をハバロフスクに派遣。
応援に駆けつけた貝塚ひとみ巡査と阿部真理夫巡査を加えた一行は、シベリアの街、トロイツコペチョルスク・ナ・ウリヤフアルダンへ。地元の警察や住民を相手に、日下の情報を求めて捜査を続ける一行だが、お涼だけはいつものように不審な動き。
そんななか、森の中で惨殺された死体が発見され……。
いつにも増して、薬師寺涼子の桁外れの行動力が光るストーリー。パートナーの泉田くんの苦労も増すばかりですが、さてさて、今度はどんな怪物に出くわしますやら。
雑誌「月刊アフタヌーン」に連載中の本作品と合わせてお楽しみ下さい。
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