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横山さんの『群龍の海』第3巻、いよいよ刊行!

Gunryu3

 横山信義さんの戦記シミュレーションシリーズ、『群龍の艦隊』。
 パナマ地峡が地殻変動で陥没し、海峡となった世界を描いています。
 史実の米海軍の戦艦は、パナマ運河を通過するために全幅を33メートルに制限されていました。そのため、搭載できる主砲の口径は16インチ(40センチ)砲が最大となり、ここに目を付けた日本海軍が18インチ(46センチ)砲搭載艦の「大和」級戦艦を建造したわけです。
 ところが、パナマ地峡が「パナマ海峡」となった以上、これらの制限は無用になります。アメリカ海軍は、次々と全幅33メートルを超える巨大戦艦を建造、竣工させ、仮想敵である日本に圧力を掛けます。
 工業力、資源、経済でアメリカに劣る日本は、巨額の予算を必要とする戦艦の建艦競争では勝ち目がないと判断。中小型空母と艦載機を組み合わせ、アメリカの戦艦群に対抗することを決めました。
 そんななか、ついにアメリカは日本に対して戦端を開きます。
 日本海軍上層部の予想を上回るペースで竣工し、戦場に登場する新鋭戦艦に日本海軍は苦戦を強いられますが、ギリギリのところで戦線を維持します。
 そして、いま新たな新鋭戦艦が姿を見せます。
 日本軍は、これを退けることが出来るのでしょうか。

 佐藤道明さんの迫力あるカバー絵も魅力の本シリーズ。
 どうぞよろしくお願いいたします。


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面白い紅茶が発売されました。

 腕利きの紅茶ブレンダーで、しかもイケメン、という友人じゃなかったら跳び蹴りでも食らわしちゃろか、と思うくらいの熊崎俊太郎さん。別名「紅茶王子」の彼が、このたび、スヌーピーとコラボした紅茶、その名も「SNOOTEA」というのを開発しました。
 お味は、セイロン、マスカット、キャラメルの3つ。(このほかに限定品もあるみたいです)

 で。
 なんでこのブログで熊崎さんの紅茶の紹介をしちゃうか、と言いますと。
 この熊崎俊太郎さんは、実は大の『銀河英雄伝説』ファン。
 もうずいぶん前になってしまいますが、田中芳樹さんの25周年記念パーティーを都内の某ホテルで開催した際、熊崎さんにオリジナルの紅茶を作って頂きました。
 ひとつは、「ヤン・ウェンリー・ブレンド」。これは、まったくアルコールを使っていないくせに、なぜかブランデー・ティーの香りがするという不思議なお茶。
 もうひとつが「ラインハルト・ブレンド」。これは重めのどっしりしたブレンドで、チョコレート・ケーキと合わせて頂くのが良い、ということでした。
 最後が「ユリアン・ミンツ・ブレンド」。若々しいユリアンをイメージした、柑橘系の爽やかなお茶でした。
 この三種類を詰め合わせて、おいでいただいた方へのお土産にしたのですが、大好評でした。

 そんな熊崎さんの素晴らしいお茶が楽しめる「SNOOTEA」。
 缶も可愛いので、飲み終えたあとも楽しめる逸品です。
 プレゼントにもぴったりだと思います。はい。


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「銀河英雄伝説」の朗読アプリがリリースされました!

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 以前、日ごろからお仕事でお世話になっている、株式会社RRJのH社長から「田中さんの『銀河英雄伝説』を朗読アプリにしたい!」というお申し出を頂きました。
 ちょっと前に、「可愛らしい声の女性アバターが、名作文学を朗読してくれるアプリ」が話題になったとき、「『銀英伝』もやってみたら?」と言われたことがあるのですが、なにせこの分量。実現性はないだろう、と思っていました。
 それだけにH社長からのオファーにはびっくり。
 「本気ですか?」というよりは「正気ですか?」と聞きたくなったのは、内緒の話。
 ただ、このRRJという会社は、「腹探りカメラ」「阿藤快眠時計」など面白いアプリを出す一方、まじめな仕事もしっかりこなす会社。であれば、まず間違いないだろう。と思ってOKさせていただきました。

 結果。
 ついに「銀河英雄伝説 -朗読-」が完成しました。
 『銀河英雄伝説』黎明篇を、下山吉光さんの落ち着いた、かつ、情感豊かな声で読み上げています。
 下山さんご自身、『銀河英雄伝説』の大ファンということで、素晴らしい朗読をしていただきました。

 ちなみに、今回リリースされた「黎明篇」は、580分!
 1章あたり600円ですが、まとめて購入すると2,400円と、とってもお得になっているようです。
 すでに第3巻まで収録を終えているとのこと。
 このなんとも無謀きわまりない試み、ぜひとも「銀河英雄伝説」ファンの皆さまの応援をよろしくお願いいたします。

 iOS版はこちらから。

 Android版はこちらから。

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田中さんのコメントが掲載されてます。

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 本日(6月7日)発売の別冊少年マガジン7月号に、こんどの『アルスラーン戦記』コミック化について、田中さんのコメントが掲載されてます。コメント、というか、これはもう荒川さんへのファンレターですね。荒川版『アルスラーン戦記』については、田中さんはもう全面的にお任せしていますので。
 いよいよ来月発売の8月号から連載スタートとなります。
 どうぞよろしくお願いいたします。


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『アルスラーン戦記』文庫版の最新刊が刊行されます!

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 田中さんの『アルスラーン戦記』。
 先日『タイタニア』の新刊を書き上げ、次は『アルスラーン戦記』の14巻ということで、事務所のほうもいろいろと動いています。さらには、来月7月9日発売の「別冊少年マガジン」からは、荒川弘さんによるコミック化も始まるということで、まさに追い風が吹いている作品と言えましょう。

 そんな『アルスラーン戦記』ですが、カッパ・ノベルス版から数年遅れる感じで、光文社文庫版が刊行されています。カバー絵は山田章博さんで、過去の天野喜孝さん、丹野忍さんとも、また違った『アルスラーン戦記』の世界を描いてくださっています。
 そして、このたび第4巻『汗血公路』が発売されます!

 王太子アルスラーンのもと、各地の諸侯や領主たちが次々と終結。瞬く間に大軍が形成されていった。新生パルス軍は、ついに西方一〇〇〇キロの彼方の王都エクバターナ奪還に向けて進発する。
 対するルシタニア軍も王弟ギスカールの指揮のもと、パルス軍を上回る軍勢で迎え撃つ。
 大陸公路を血で染める決戦が、いま始まる!
 いよいよ佳境。激動の展開を見せるシリーズ第4弾!

 荒川弘さんのコミック化を機会に、『アルスラーン戦記』を読んでみようかな、と仰る方には、手頃なサイズの文庫版をとくにお薦めしたりして。
 書店店頭には12日くらいに並ぶとのことです。
 どうぞよろしくお願いいたします。


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「書物狩人」シリーズの最新刊、いよいよ刊行!

Shomotsu

 赤城さんの人気作「書物狩人」シリーズ。
 その最新刊『書物奏鳴』が刊行されます。

 世に出れば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する「書物狩人」。
 蝶にまつわる稀少な図鑑を譲るにあたっての三つの条件。
 ド・ゴール暗殺を防いだ計略に触れた機密文書。
 そして、宿敵・書物偽造師が仕組んだ奇想天外な罠。
 書物狩人が、稀覯本に秘められた謎に挑む!

 今回は、裏面史がもたらす復讐劇に書物狩人が挑みます。
 書物偽造師との因縁も含め、ますます目が離せない「書物狩人」シリーズ最新刊は、6月6日刊行です。
 どうぞよろしくお願いいたします。


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『タイタニア』第4巻、脱稿しました!

 大変、大変長らくお待たせしてしまいましたが、ようやく『タイタニア』第4巻の原稿が完成しまして、さきほど講談社の編集さんにお渡し致しました。
 実は昨日の段階で原稿は完成しておりまして、それをTwitterで呟いたところ、皆さん「今日は4月1日じゃないぞ」とか、「実際に本が出るまで信じない」とか。
 いや、ごもっとも。

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 とりあえず、本人に「出来た原稿を持ってご挨拶しなさい」と言いましたら、なぜか顔を隠しました。まあ、顔向け出来ないというコトかと。

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 とはいえ、きっちり400枚書き上げたことは確かですので、本になるまで、今しばらくお待ちくださいませ。

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