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「陰陽屋」シリーズがドラマ化されます!

 天野頌子さんの人気作「陰陽屋」シリーズ。
 現在、第5作まで刊行され、シリーズ累計40万部を超える大ヒット作となっています。
 その「陰陽屋」シリーズが、ついにテレビドラマ化されます!

 主演は、なんと関ジャニ∞の錦戸亮さん。
 関西テレビ・フジテレビ系列の火曜日午後10時ドラマ枠ということで、スタートは10月を予定しているとのこと。
 (情報はこちらから)

 北区王子に古くからある商店街の一角にオープンした、よろず占い処「陰陽屋」。
 店主は、安倍祥明と名乗る、イケメン陰陽師。でも、彼はどうやらインチキ占い師のようす……。ひょんなきっかけで、祥明の店でアルバイトをすることになる少年、瞬太や、瞬太の先生たちも巻き込んで、「陰陽屋」は今日も大忙し。

 原作だと、瞬太が主人公という感じですが、ドラマは祥明にスポットが当たっているようですね。
 さてさて、どんなドラマに仕上がりますか。
 今から楽しみです。


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「日本SF短篇50」に田中さんの短篇が収録されました。

Sf3

 日本のSF界を牽引してきた、「日本SF作家クラブ」。現在は東野司さんを会長として、精力的な活動を行っています。
 その日本SF作家クラブの創立五〇周年を記念して、それぞれの時代を代表するSF短篇を集めたアンソロジーを刊行しています。
 第1弾が1963年から1972年に発表された作品群を集めたもので、光瀬龍さん、豊田有恒さん、石原藤夫さん、石原喬司さん、星新一さん、福島正実さん、野田昌宏さん、荒巻義雄さん、半村良さん、筒井康隆さんの作品が収録されてます。
 第2弾は、1973年から1982年ということで、山野浩一さん、眉村卓さん、矢野徹さん、小松左京さん、横田順彌さん、夢枕獏さん、神林長平さん、梶尾真治さん、新井素子さん、大原まり子さんの作品を収録。

 そして、第3弾として1983年から1992年の作品を収録したものが刊行されました。これには、山田正紀さん、田中芳樹さん、栗本薫さん、川又千秋さん、中井紀夫さん、野阿梓さん、椎名誠さん、草上仁さん、谷甲州さん、森岡浩之さんの作品が収録されました。
 田中さんの作品は「戦場の夜想曲(ノクターン)」。宗主国地球とプロキシマ星系のあいだでの恒星間戦争。その泥沼のような戦況のなか発生した、ひとつの奇怪な事件を描いた掌篇です。のちの『銀河英雄伝説』の原型が垣間見えるような作品。
 ほかの9篇も、いずれも時代を代表する良作ばかりです。
 夏休みのお伴に、ぜひどうぞ。


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田中さんと間宮さんのインタビュー記事が東京新聞に掲載されました。

Tokyo

 昨日の東京新聞/放送&芸能欄に、舞台「銀河英雄伝説」初陣 もうひとつの敵 で主演を務められる間宮祥太朗さんと、原作者である田中さんのインタビュー記事が掲載されておりました。
 さすが新聞だけあって、「銀河英雄伝説」という作品をご存じない方にもご理解いただけるよう、作品の背景情報から解説していただきました。
 間宮さんと田中さんの語り口も、よく再現していただいて、記者の方には、ただ感謝するばかり。
 当日は狭苦しい事務所の一室でインタビューから写真撮影まですべて行って頂き、間宮さんや記者の方はもちろん、カメラマンの方、マネジャーの方には窮屈な思いをさせてしまいました。本当にありがとうございます。

 田中さんも「いち観客として楽しませていただく」と言っている舞台「銀河英雄伝説」初陣 もうひとつの敵 は、8月1日より日本青年館大ホールにて上演されます。
 どうぞこぞっておいでくださいませ。
 詳細は、公式webをご覧ください。

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『氷海のウラヌス』が文庫化されました!

Uranus


 先日、赤城毅さんの戦時冒険小説『八月の残光』を紹介しました。
 いままで若い人向けのエンターテインメント小説を多く書かれていた赤城さんですが、これからは戦時冒険小説や、ノンフィクションなど、活動の幅を拡げていこうと考えている様子。
 そんななか、赤城さんの戦時冒険小説第一弾となった『氷海のウラヌス』が祥伝社文庫に加わることになりました。

 太平洋戦争開戦直前、一隻の仮装巡洋艦が密かに横須賀港を旅立った。艦名は「ウラヌス」。
 対米戦必勝を期す日本海軍の特使と、ヒトラーへの「贈り物」を乗せたウラヌスは、ドイツ占領下のノルウェーを目指す。しかし行く手には暴風雪吹きすさぶ北極海、そして、敵の精鋭部隊が待ち構える。
 列強の策謀渦巻く中、国運を賭して独り行く、ウラヌスの運命は?
 圧倒的昂奮の冒険サスペンス!

 単行本刊行時、大きな話題を呼んだ傑作長篇小説。
 どうぞこの機会にお手に取ってご覧ください。


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ワンダーフェスティバルに出展します!

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▲写真は前回の模様です。

 この週末に幕張メッセで開催されます、年に2回のガレージキットのお祭り「ワンダーフェスティバル 2013・夏」に、造型工房アルバクリエイツと弊社で合同のブースを出展します。
 卓番号は、東5ホール 5-26-02となります。

 内容は、最近、ぜんぜん新製品が出ないと言われる「銀河英雄伝説」フリート・ファイル・コレクションをはじめ、OVA版「銀河英雄伝説」に登場する艦船を立体化したガレージキットが中心です。
 ほかにも、「銀河英雄伝説」の紋章をあしらった蒔絵シールや、「銀河英雄伝説」特製てぬぐい、ピンバッジなど、ふだんは造型工房アルバクリエイツのwebサイトでしか買えないものが、実際に手にとってご覧いただけるチャンスです。
 私も朝から閉会まで店番しているはずですので、お声がけいただければ。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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赤城さんの『八月の残光』が刊行されます!

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 赤城毅さんの新刊、『八月の残光』が、祥伝社から刊行されます!

 終戦間際、破天荒きわまりない作戦に挑んだ、誇り高き6人の男たちを描く傑作冒険ロマン。
 残された希望を乗せて、幻の攻撃機「流星」は飛び立った。

 アムール川の鉄橋を爆破せよ!

 昭和20年5月1日、ベルリン陥落。
 日本との中立条約を破棄し、ソ連が参戦してくると考えた連合艦隊参謀・桐山静雄は極秘行動を計画した。
 特殊攻撃「閃作戦」。
 集められたのは5人の男。そして幻の攻撃機「流星」が3機のみ。
 このわずかな兵力で窮地の日本を救えるのか。
 だが、ソ連はすでに対策を講じつつあった。また、同朋である日本陸軍も海軍の動きを摑み、蠢動を開始する。

 極東ソ連軍の兵站線を遮断し、満州に住む130万人の邦人を救うため、「流星」は空を翔る!

 エンターテインメント小説の世界には「航空冒険小説」というジャンルがあります。海外作品では邦訳されたものも多く、知名度も高いのですが、日本ではあまり知られていない分野ではないかと思います。佐々木譲先生の『ベルリン飛行指令』など、名作も多いのですが。
 そんな分野に赤城毅さんが挑戦しました。
 もともと現代史を専攻した学者である赤城さんが、その持てる知識を傾注した本作。是非ともお読み頂きたい一冊です。

 どうぞよろしくお願いいたします。


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荒川弘版『アルスラーン戦記』、いよいよ始動です!

Magazine08

 田中さんの『アルスラーン戦記』を、人気漫画家の荒川弘さんがコミカライズする企画、いよいよ今月の「別冊少年マガジン」にてスタートです。

 第一話は、パルスの王太子アルスラーンと、彼の周辺の人たちとの関係を描く、荒川さんオリジナルのストーリーになっています。これを読むだけで、まだ『アルスラーン戦記』を読んだことのない人も、問題なく物語に入っていけると思います。
 マンガ家に必要とされる才能は、絵ももちろんながら、まずはストーリーの構成力なんだなあ、と改めて感じました。

 これからしばらく、荒川弘さん版の『アルスラーン戦記』を楽しむことが出来ると思うと、ついつい顔がほころんでしまう私。
 どうぞ皆さまも、書店店頭でお手に取ってご覧になってくださいませ。


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