『群龍の海』新刊、いよいよ刊行!
横山信義さんの人気シリーズ『群龍の海』第4巻が刊行されます。
太平洋と大西洋を隔てるパナマ地峡が、突然の地殻変動により陥没。「パナマ海峡」にその名を変えた世界。
パナマ運河を通過するためには、艦の全幅を33メートル以内におさめる必要があり、口径40センチ以上の艦砲を積むことが出来なかったアメリカ海軍でしたが、その制限が取り払われたわけです。
勢いにのって巨大戦艦を次々に竣工させ、世界の覇者たる地位を確立せんとするアメリカに対し、日本は小型/中型空母を多数建造し、航空主兵でアメリカに対抗する戦略を採ります。
当初、アメリカは、日本の弱小艦隊など鎧袖一触に葬り去ることが出来ると考えていましたが、日本は練度の高い航空部隊で米艦隊に大打撃を加えることに成功。その後、戦況は一進一退を重ねます。
しかし、欧州では破竹の進撃を続けるドイツに対し、英仏両国が苦戦。アメリカの参戦が待望されるような事態に。
太平洋と大西洋、ふたつの戦場に兵を送ることになるアメリカは、いままでにない大兵力を用いて一気に日本を制圧し、太平洋戦線に終止符を打とうと考えます。
新たに就役した「ヴァーモント級」は50口径46センチ砲を搭載し、史上最強との呼び名も高い巨艦。
果たして、日本海軍は彼らの大攻勢を支えきることが出来るのか。
シリーズ終盤に入り、ますます加速する物語を、どうぞお楽しみください。
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