休日日記です。
先日、あるガジェットを手に入れました。
BoogieBoardSynk9.7といいます。
BoogieBoardは、いわゆる電子ペーパーをつかったメモパッドというか、黒板というか、子どものおもちゃで「××せんせい」とかいうのがありますが、それの大人版という感じです。なによりも電子ペーパーを使っていますので、ボタンひとつできれいに消せるというのが驚きでした。
アメリカで初代BoogieBoardが発売されたとき、けっこうな話題になりまして、私の友人も幾つかまとめて個人輸入しました。で、彼から譲ってもらい、けっこう便利に使っていたのですが、やはり欠点も。
まず、書く面積が狭い。これは大きめも文字でメモをとる癖のある私には、ちょっときつかったです。
それと、黒板なので当たり前なのですが、消したらそれっきり。保存もなにも出来ない。加えて、黒板なのに途中で間違えても、そこの部分だけを書き直すことが出来ない。いわゆる一発勝負。というほど大げさなモノでもないですね。メモだし。
それと、これも当たり前なのですが、暗いところでは使えない。
最後に、初代のBoogieBoardは電池交換が出来なかったのです。
そんなこんなで、日本では「キングジム」が代理店になり、大々的に売り出したのを横目で見つつ、スルーしていました。そのうち、第二世代、第三世代と新型機が発表されていきまして、私が初代に感じた欠点も解消されていっていたようです。
そんななか、去年の秋、アメリカで究極のBoogieBoardが発売された、と聞きました。なんでも、書いたメモの保存はもちろん、Bluetooth経由でスマートフォンにメモを転送できるという話。
もし、それがうまく使えるのであれば、メモ魔である私の環境はずいぶんと改善されるはず。
さっそく購入。と思ったのですが、残念ながら国内未発売。さらにはアメリカAmazonでは日本には発送してくれないとのこと。
でも、まあ、なんとかなるものです。ちょっと割高にはなりましたが、無事に手元に届きました。
届いた箱を開けて、まず思ったのが「パッケージ、しょぼい」と。
透明のプラスチック包装に、本体とUSBケーブル、それにぺらぺらの取扱説明書が付いてるだけ。
でも、要するに単なる電子メモです。絵を多用(というか、ほとんどイラスト)の取り扱い説明書にも助けられ、問題なく使うことが出来ました。
肝心のスマホとの連携ですが、私はiPhoneユーザーなので、その専用アプリをwebでダウンロードしてインストール。
その過程で、BoogieBoardSynkの公式ページに日本語ページが用意されていることを発見。設定作業が一気に捗りました(笑)。
さきほども書きましたけど、このBoogieBoardSynk9.7は国内未発売なのですが、こうして日本語ページが用意されているあたりをみると、国内での販売も近いのかな、とも思います。
で。
実際に使ってみた感想ですが。
まさに私が欲しかった電子メモ、と言って良いと思います。
ちゃんと保存は出来るし、iPhoneに転送も出来る。iPhoneからはEvernoteにもボタンひとつで送れるようになってます。
ばんばんメモをして、保存して、画面をリフレッシュして、また書く。
そういう使い道にはぴったりの電子メモといえるでしょう。
まあ、暗いところでは使えない、とか、書いてる途中で修正が出来ない、とか、電子メモならではの欠点はそのままですが、これは仕方ないですよね。
欲を言えば、前のメモを見返すことが出来れば最高なのですが、これも難しいだろうなあ。私はスマホを横に置いて作業をして、メモを保存したら自動でスマホに転送されるようにしていますので、前のメモはスマホで確認するようにしてます。
まだまだ値段も高いので、おいそれお薦めするわけにもいきませんが、こういうモノもあるよ、とご紹介させていただきました。
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