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「陰陽屋へようこそ」のコミック版、第1巻が発売されます!

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 天野さんの人気作《陰陽屋》シリーズ。
 岩崎美奈子さんによってコミック化され、KADOKAWAのコミック誌「ビーズログ」で連載中ですが、このたび単行本になりました!

 ホストあがりのニセ陰陽師とキツネ耳の中学生男子がお悩み解決いたします!
 母親にひっぱられて、中学生の沢崎瞬太が訪れたのは、王子稲荷ふもとの商店街に開店したあやしい占いの店「陰陽屋」。
 店主はホストあがりのイケメンにせ陰陽師。
 アルバイトでやとわれた瞬太は、じつはキツネの耳と尻尾をもつ拾われ妖狐。
 妙なとりあわせのへっぽこコンビが、お客さまのお悩み解決に東奔西走!

 原作をお読みの方もお読みでない方も、お楽しみいただけるコミック版です。
 どうぞよろしくお願いいたします。


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「銀河英雄伝説」朗読アプリが、ついに完結しました!

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 株式会社RRJさんがリリースしている、朗読版「銀河英雄伝説」。
 ついに第10巻 落日篇がリリースされました。
 これにて、本伝の朗読はすべて終了となります。

 銀河の覇者となったラインハルト。その征途のなかで、多くの英雄が去って行きました。
 そして、ついにラインハルトも、「わが友」キルヒアイスの待つ天上へと向かいます。

 「伝説が終わり、歴史がはじまる」
 個人的には、『銀河英雄伝説』のなかで一番の名セリフだと思うこのフレーズを、ぜひ下山吉光氏の声で聞いて頂きたいと思います。正直、私は涙が止まりませんでした。

 このあと、RRJさんは『銀河英雄伝説』外伝(全5巻)の朗読にも取りかかるとのこと。彼らの旅は、まだ少しだけ続くようです。
 私も着いていこうと思っています。

 現在、Android版がリリースされています。(ダウンロードはこちらから)
 iOS版も審査が終了しだい、リリースされるということです。

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大型連休ですね。

 世間では大型連休のようですが、弊社はカレンダー通り。
 午前中、田中さんがやってきました。「5月7日〆切の原稿だけど、もう書き上げちゃったから預けておくわ」と言って、とあるエッセイの原稿を置いていきました。

 いま書いているのは『タイタニア』の最終巻なのですが、「最後のほうはずいぶん書けた」と。
 ご存じの方も多いと思いますが、田中さんは「書けるところから書く」執筆スタイル。ワープロを使って執筆される方には珍しくもないのかも知れませんが、田中さんは手書き。原稿用紙を使ってコレをやってます。
 しかも、数行書いては数行あけて、また数行書くと感じ。「数行あけて」の部分は、本人のなかで「このシーンとこのシーンのつなぎ目は、だいたいこれくらいの行数だろう」と予測をたてて、その分だけ行をあけておくのだそうです。で、あとから行を埋めるのですが、これがなぜかぴったりに埋まるのです。いまでは私も慣れましたけど、20年前、初めて見たときには目を疑いました。
 ただ、この書き方ですと連載が出来ないのだそうです。そうりゃそうですよね、ところどころに数行空白のある原稿を編集さんに渡すわけにはいきませんもの。
 まあ、なにはともあれ、『タイタニア』の執筆は順調に進んでいます。
 おそらく、軽井沢にいるあいだには仕上げてくれるんじゃないかな、と思います。

 先日、お伝えしました田中さんと私とでトークショーのインターネット中継をするという話。だんだん具体的になってきました。
 もう少し煮詰まりましたら、ここで告知をさせていただきますので、どうぞその時はよろしくお願いします。

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荒川弘版『アルスラーン戦記』第2巻の予約が始まりました!

 荒川弘さんの『アルスラーン戦記』。
 4月9日に発売された第1巻は、おかげさまで順調な売れ行きを見せているようです。
 で。
 早くも第2巻の予約受付が始まりました。
 こんどの表紙はダリューン。実は、この表紙はラフ段階で「赤バージョン」と「黒バージョン」の2種類が作られておりまして、さて、どちらに決まるかなあ。と楽しみにしていたのです。結果、黒バージョンが採用されたようですね。

 大陸公路の守護者として栄華を欲しいままにしていたパルスが、アトロパテネ平原の戦いで、ルシタニアの軍勢にまさかの大敗を喫する。
 この戦いが初陣であった王太子アルスラーンは、敵の手に掛かる寸前、驍勇を誇る戦士ダリューンに救われる。王都エクバターナへの帰還もかなわず、ダリューンの旧友であるナルサスのもとに身を寄せるアルスラーン。
 果たして、パルス軍大敗の原因は何か。また、後ろで糸をひく銀仮面の正体は。

 原作では描ききれなかった場面を、荒川弘さんが素晴らしい筆致で描いてくださいました。
 原作を読んだことのある方にも、読んだことのない方にもお勧めです。
 どうぞよろしくお願いします。

 

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ミニトマトの水耕栽培を始めました。

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 休日日記です。

 以前、水耕栽培でレタスを栽培しているという話をしましたが、とても順調に栽培できています。いまでは、朝食の皿に毎日採れたてのレタスを添えてます。
 で、ちょっと調子に乗りました。
 今度はミニトマトを水耕栽培で育ててみようと思います。
 発泡スチロールの容器に水耕栽培用の肥料を混ぜた水を入れ、ここにミニトマトの苗をセットします。
 さらには、観賞魚用のエアポンプで空気を送ると同時に水流を起こし、根に酸素と栄養を送り込むのです。
 参考にした本によれば、これだけで立派に育ってたくさん実も付くということ。

 さて、うまくいくかなあ。

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不思議なものをいただきました。

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 今日、田中さんが会社に来まして、こんなお土産をくれました。なんでも、お知り合いからいただいたものなのですが、食べ方がわからないので、まずは私にお裾分け、とのこと。
 ラベルを見ましたところ「腐乳」って書いてあります。あれだ、これはあれだ。あのとっても臭いの強い、はっきり言って臭い、発酵食品だ。
 うーん。これはどうやって食べればよいのでしょう。
 ちゃんと調べて、田中さんに食べてもらわなければなりません。

 ……これも作家秘書の仕事なんでしょうかねえ。

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パソコンが新しくなりました。

 WindowsXPのサポート終了を契機に、会社のWindowsパソコンを新しいものに更新しました。お店ではタッチパネルを搭載したWindows8.1モデルを薦められたのですが、どうも画面をタッチするというのが気になりまして。
 結局、ふつうの液晶画面のノートパソコンを、Windows7にダウングレードしてもらって購入しました。
 いままで使っていたパソコンを買ったのが2007年。7年間のあいだに、パソコンは長足の進歩を遂げていたのですね。今更ながらと笑われそうですが、本当に驚きました。画面もキレイだし。

 新しいパソコンに合わせ、ソフトのバージョンも上がることになり、慣れない操作に戸惑っています。新しい機能はたしかに便利なのかも知れませんが、古いバージョンで慣れた身には、それだけで辛いのです。
 ……ということで、横山信義さんの『八八艦隊海戦譜』第7巻の原稿整理、ちょっと時間が掛かっております。申し訳ございません>中公のご担当

 ブログを使って言い訳をするようになったら終わりですねえ(笑)。

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とある海外の出版社の方と打ち合わせをしました。

今日は、 某出版社で田中作品の海外翻訳出版の打ち合わせをしてきました。
 海外の出版社の方もおいでになり、お国の出版事情などの話もふくめて、さまざまな情報交換を行いました。
 このままうまく進めば、近いうちに翻訳版が刊行されることになります。田中作品の読者が日本以外の国に拡がるというのは、本当に嬉しいことです。

 で。
 会議のなかで、その出版社の方が仰ったのが、「私たちの国にも、田中作品の愛読者はたくさんいます。その彼らが一番気にしているのが、中断している田中作品が完結するのだろうか。ということなのです」と。
 海を隔てた読者の方にもご心配をお掛けしていたとは。
 これは、今まで以上に私もスタッフも頑張って、田中さんの執筆をサポートしていかねばなぁ、と思った一日でした。

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田中さんのトークショーをネットで配信します。

 田中さんの『アルスラーン戦記 天動地鳴』が5月17日に発売されます。
 その刊行を記念して、田中さんのトークショーをニコニコ動画で生放送しようと思います。
 いままでであれば、書店さんの店頭をお借りして、サイン会&トークショーなどを行っていたのですが、どうしても都内の書店さんが中心になります。地方在住の読者さんには申し訳ないなあ、と思っていました。
 そんな私の思いを「銀河英雄伝説」の朗読アプリを制作している株式会社RRJのH社長が受け止めてくださり、この企画が実現しました。
 放送日時、内容などはまだまだこれから詰めることになりますが、少しずつ、こういった試みを行っていこうと思います。

 詳細が決まりましたら、あらためてご案内いたします。
 どうぞよろしくお願いします。

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田中さんが「フライデー」に載りました。

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 そういえば、まだ紹介してなかったですね。

 先日、某所で収録された荒川弘さんと田中さんの対談が、現在発売中の講談社の写真週刊誌「フライデー」に掲載されてます。
 表紙を見たかぎりでは、そんな対談が載っているとは思えないのですが、大丈夫です。載ってます。

 タイトルは「漫画界最強タッグが『アルスラーン戦記』を熱く語る」とありますが、これはちょっと言い過ぎかなあ(笑)。田中さんも荒川さんも、しごくのんびり語っておりましたわ。

 「フライデー」本誌をぺらぺらとめくりながら「いやぁ、ボクが「フライデー」に載る日が来るとはねえ」と笑っていた田中さん。
 長生きすると、いろんなことがありますなあ。
 次はどんな雑誌に載りますかね。


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大子地蔵尊に行ってきましたよ。

休日日記です。

 今日は、舞台「銀河英雄伝説」でお世話になった俳優の我さんに誘われて、茨城県は大子にある「大子地蔵尊」を拝みに行ってきました。

 えーと、これは先に画像を見ていただいたほうが早いな。

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 こんなお地蔵さんです。

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 ムダに大きいです。

 たぶんコンクリート製です。

 いわゆる珍百景カテゴリーなんでしょうねえ。

 ……で。
 白状してしまうと、ここに来るのは2回目だったりします。当時は、まだ高専の学生だったんじゃないかな。
 このお地蔵様に、2回会いに来るというのも、けっこう珍しいヤツなんじゃないかと思います。
 御利益があるといいな。
 ……看板によれば、おもな御利益は安産なそうだけど。むぅ。

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珍しいモノをご馳走になりました。

休日日記です。

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 今日は、友人が一日遅れの誕生日会を開いてくださいました。
 美味しい手料理に美味しい日本酒、それに美味しい手作りケーキ、と、すっかり堪能させていただいたのですが、そこでご馳走になったのがコレ。
 おわかりになります?

 これ、ウツボなんです。
 皮目に見覚えがある人もいるのでは。
 私は初めて食べたのですが、ぷりぷりした食感でとても美味しいものでした。
 珍しいものを食べたので、また寿命が延びたことでしょう。わーい。

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『アルスラーン戦記』の原画展が開催されます!

 展示会のお知らせです。
 来る6月14日より、東京・青山の画廊GoFaにおきまして、『アルスラーン戦記』の原画展を行うことになりました。
 荒川弘さんのコミックのカラー原稿や、田中さんの生原稿など、貴重な品が展示される予定です。
 詳細につきましては、追ってお伝えいたしますが、まずはご一報。

 会場となりますGoFaのwebページは、こちらになります。

 で。
 全然関係ない話なのですが、私は今日で46歳になりました。
 私が子どもの頃の46歳というと、すっかり落ち着いたオトナの男性という感じだったのですが、あいかわらずバタバタしております。
 今年もこの調子でいろんなものに首を突っ込みつつ過ごすこととなりましょう。
 どうぞよろしくお願いします。

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「銀河英雄伝説」朗読アプリ、回天篇がリリースされました。

 株式会社RRJさんがずっと続けてくださっている「銀河英雄伝説」の朗読アプリ。
 このたび、第9巻〜回天篇〜のiOS版がリリースされました。
 第9巻というと、金銀妖瞳をもつ彼が天上へと去ることになります。
 いよいよ終幕にむけて、物語はますます密度を増していきますが、下山吉光さんのしっとりとした落ち着いた語り口が、その味わいをさらに深めてくれます。
 どうぞゆっくりと味わってください。

 「銀河英雄伝説」第9巻〜回天篇〜朗読アプリは、ここからダウンロードできます。

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『アルスラーン戦記』第14巻のカバー絵が完成しました。

 先日、光文社の編集さんが事務所にいらっしゃいまして、こんどの新刊のカバーイラストを見せてくださいました。
 丹野忍さんの雰囲気のある絵に、田中さんも私も大興奮。
 田中さんいわく「丹野さんの絵は、物語を感じさせるよねえ」と。私もまったく同感です。
 残念なことに、まだカバーとしてデザインをする作業が残っていると言うコトで、ここで公開することは出来ませんが、5月17日の発売に向けて着々と準備が進んでいるということはお知らせしておきます。

 『アルスラーン戦記 14 天鳴地動』、5月17日発売。
 どうぞ楽しみにお待ち下さい!

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巨大なポスターが貼られていました。

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 荒川弘さんが描いてくださっているコミックス版『アルスラーン戦記』。
 先日、日経新聞には全5段ぶち抜きでフルカラー広告が載り、田中さんも私もびっくりしたのですが、池袋駅にはこんな大きなポスターが貼ってありました。
 大ヒット作『進撃の巨人』と並ぶアルスラーン&ダリューン。こちらも負けじと「進撃」して欲しいものです。

 このポスター、池袋のほかに渋谷と秋葉原に掲示されているとのこと。
 通勤、通学で利用される方は、探してみてはいかがでしょうか。


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銀河帝国首都星に行きました。

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 今日は、夕方から恵比寿のバー「オーディン」へ行きました。
 ここは、シングルモルトの品揃えでは日本有数。選び抜かれた銘酒を美味しいフードと一緒に味わえるという、なんともステキな空間です。
 で。
 オーナーのK氏は、筋金入りの『銀英伝』ファン…というか、すでにマニアの域に入っている方。お店の名前に「オーディン」と付けてしまうくらいですから(笑)。

 今回、ご一緒したのは先日、キティさんが主催した花見で名刺を交換させていただいた会社の方。とても楽しく、かつ、刺激のあるお話しをたくさん聞くことが出来ました。「銀河英雄伝説」を通じて、こういうお付き合いが拡がっていくのは、本当にありがたいことです。
 ファンの皆さまとの交流も含め、これからも積極的に外に出て行こうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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新しいカメラになりました。

休日日記です。

 先日、3年近く愛用していたデジタルカメラ、GR3が壊れました。

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 これは、水栽培の苗として育てているエンドウ豆なんですけど、なにやら不思議な色味になってしまってます。よく見ると、画面中央あたりに横一文字に走る走査線のようなものまで見えたりして。
 カメラ屋さんに見てもらったのですが、ちょっと古い機種ということもあり、修理するのもお金がかかるみたい。

 仕方がないので(ここ重要)、泣く泣く(ここも重要)、新しいカメラを手に入れました。
 今度はソニーのRX-100M2。
 久しぶりのソニー機なのですが、驚くほど描画力が上がってます。
 ちょっと操作性に癖があるので、慣れるまで時間が掛かりそうですが、カメラにお任せのオートモードにしておけば、ふつうの写真は問題なく撮れるので、ストレスは感じません。
 GR3より、バッテリーのもちが悪いかな、と思いますが、それも予備を持てば済む話。

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 で、エンドウ豆をペットボトルを切って作った水耕栽培の容器に植え付けたところを撮ってみたのがコレです。
 フルオート撮影で、私はなにもいじってません。
 いやはや、これだけ写ってくれれば満足です。
 しばらくはパシャパシャやってると思います。

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すごい料理を食べました!

休日日記です。

 先日、終了した人気アニメ「キルラキル」。
 その主人公、纏流子の居候先、満艦飾家の母、好代さんが作った「得体の知れないコロッケ」を、私たちが常連として通う居酒屋「駒八 目黒さんまセンター」のチーフが再現してくれました。

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 なんというか、すごい再現率です。
 しかも、むちゃくちゃ美味しい。
 私も料理は趣味なのですが、ここにくると「美味しい料理は楽しく食べなきゃ」という基本を思い出します。いやはや、脱帽でございます。

 ちなみに、この特別料理は本当にスペシャルな料理ですので、このお店に行っても食べることは出来ない、とのこと。
 一夜かぎりのスペシャルメニュー、堪能させていただきました。
 チーフ、店長、ご馳走さまでした!

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田中さんの『アルスラーン戦記』第14巻の発売日が決まりました!

 荒川弘さんのコミック版『アルスラーン戦記』が世間の耳目を集めておりますが、本家、田中さんの原作『アルスラーン戦記』も負けてはいられません。
 長らくお待たせいたしました。
 第14巻の発売日が5月17日(土)に決定しました!
 タイトルは『アルスラーン戦記 天鳴地動』となります。

 書影などが届きましたら、改めてご紹介いたします。
 どうぞよろしくお願いいたします!

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コミック版『創竜伝』が文庫になりました!

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 昨日、発売となりましたコミック版『アルスラーン戦記』。
 もうお読みいただきましたか?
 Twitterで、皆さんからの感想をお聞きしたところ、とても好評だったので嬉しいです。来月には、第2巻も発売されます。
 こちらもよろしくお願いいたします。

 さてさて。
 荒川弘さんに『アルスラーン戦記』を描いて頂くきっかけになったのは、講談社週刊少年マガジン編集部のP氏の「とても素晴らしいうっかり」が発端だったのですが、このP氏と私とのお付き合いがはじまったのは、彼が「マガジンSPECIAL」編集部に在籍していた頃。当時、新人だった恵広史さんに『創竜伝』をコミック化させてもらえないか、とオファーを出してきたのが始まりでした。
 実際にお仕事をしてみると、恵さんはもちろんですが、P氏の誠実かつ丁寧な仕事ぶりに、私も田中さんもすっかりファンになりまして。日ごろ、田中さんは「編集者なんてものは、一文字で書けば鬼、二文字で書けば悪魔、三文字で書けば編集者、てなもんだ」と言っているのですが、「なかには例外もある」とのこと。
 恵広史さんは、この『創竜伝』でデビューしたあと、龍門諒さんとコンビで描かれた『BLOODY MONDAY』シリーズが大ヒット。いまや押しも押されもせぬ中堅漫画家として活躍されています。

 そんなP氏と恵さんのタッグで作ったコミック版『創竜伝』が、このたび講談社の漫画文庫に収められることになりました。
 もともと5巻構成だったコミックスを、上下巻に仕立て直しまして、とっても読み応えのある1冊になっております。
 ちなみに、こちらも『アルスラーン戦記』と同様、二ヶ月連続刊行とのこと。
 読みのがしていた方も、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。


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荒川弘さん版『アルスラーン戦記』第1巻、本日発売です!

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 昨夜はなにやらTwitterで急転直下な展開がございましたが…それはさておき。

 本日は荒川弘さん版『アルスラーン戦記』の発売日!
 昨日、講談社にお邪魔したのですが、けっこうなペースで予約が入っているとのことでした。どうもありがとうございます。
 別冊「少年マガジン」でお読みになっていた方も、そうでない方も、また新しい『アルスラーン戦記』の世界を堪能していただければと思います。

 ちなみに、田中さんは月曜日に見本を持って帰ってから、繰り返し読み返しているそうです。気持ちは判るけど仕事してください。いや、仕事しろ。


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雑誌「ダ・ヴィンチ」に田中さんと荒川さんの対談が掲載されています。

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 明日、発売になる荒川弘さん版『アルスラーン戦記』第1巻ですが、その発売を前に雑誌「ダ・ヴィンチ」で、荒川さんと田中さんの対談がありました。
 私も、その収録に同席させていただいたのですが、ふだんは結婚式の披露宴会場として使っている部屋をお借りしたということで、室内はとってもきれいで豪華でした。「ダ・ヴィンチ」の誌面からは伝わらないと思いますので、こちらでお伝えしておきます。

 肝心の対談ですが、荒川さんと田中さんの双方が、相手を優れたクリエイターとしてリスペクトしているのが、とてもよく判る内容となっています。一歩間違うとヨイショ合戦になってしまうのですが、自らのフィールドでしっかりとした足下を固めている人同士の会話というのは、そんな安っぽいものではないのですよね。
 荒川さんのコミックスを読む前に読むもよし、コミックスを読んでから読むもよし。この貴重な対談をお見逃しなく。


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荒川さん版『アルスラーン戦記』第1巻の見本が来ました!

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 お待たせしましたっ!

 さきほど、講談社から荒川弘さん版『アルスラーン戦記』第1巻の見本が届きました。
 いやぁ、まさに感無量。
 2010年12月に荒川さんと田中さんの顔合わせをして、それからいろいろとあって。
 ようやく単行本にまとまりました〜。
 荒川先生、アシスタントの皆さま。
 講談社のPさん、Tさん、Iさん。
 本当にありがとうございます。

 そして何よりも『アルスラーン戦記』が好きだ、と言ってくださる読者の皆さん。
 またひとつ、素晴らしい『アルスラーン戦記』の世界が拡がりました。
 4月9日発売です。ぜひ、お手に取ってご覧くださいませ。
 Amazonで「ジャケ買い」しても後悔しない内容ですぜ。


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BoogieBoard Synk9.7の使い心地レポート(その1)

 休日日記です。

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 先日、あるガジェットを手に入れました。
 BoogieBoardSynk9.7といいます。
 BoogieBoardは、いわゆる電子ペーパーをつかったメモパッドというか、黒板というか、子どものおもちゃで「××せんせい」とかいうのがありますが、それの大人版という感じです。なによりも電子ペーパーを使っていますので、ボタンひとつできれいに消せるというのが驚きでした。
 アメリカで初代BoogieBoardが発売されたとき、けっこうな話題になりまして、私の友人も幾つかまとめて個人輸入しました。で、彼から譲ってもらい、けっこう便利に使っていたのですが、やはり欠点も。
 まず、書く面積が狭い。これは大きめも文字でメモをとる癖のある私には、ちょっときつかったです。
 それと、黒板なので当たり前なのですが、消したらそれっきり。保存もなにも出来ない。加えて、黒板なのに途中で間違えても、そこの部分だけを書き直すことが出来ない。いわゆる一発勝負。というほど大げさなモノでもないですね。メモだし。
 それと、これも当たり前なのですが、暗いところでは使えない。
 最後に、初代のBoogieBoardは電池交換が出来なかったのです。

 そんなこんなで、日本では「キングジム」が代理店になり、大々的に売り出したのを横目で見つつ、スルーしていました。そのうち、第二世代、第三世代と新型機が発表されていきまして、私が初代に感じた欠点も解消されていっていたようです。

 そんななか、去年の秋、アメリカで究極のBoogieBoardが発売された、と聞きました。なんでも、書いたメモの保存はもちろん、Bluetooth経由でスマートフォンにメモを転送できるという話。
 もし、それがうまく使えるのであれば、メモ魔である私の環境はずいぶんと改善されるはず。
 さっそく購入。と思ったのですが、残念ながら国内未発売。さらにはアメリカAmazonでは日本には発送してくれないとのこと。
 でも、まあ、なんとかなるものです。ちょっと割高にはなりましたが、無事に手元に届きました。

 届いた箱を開けて、まず思ったのが「パッケージ、しょぼい」と。
 透明のプラスチック包装に、本体とUSBケーブル、それにぺらぺらの取扱説明書が付いてるだけ。
 でも、要するに単なる電子メモです。絵を多用(というか、ほとんどイラスト)の取り扱い説明書にも助けられ、問題なく使うことが出来ました。

 肝心のスマホとの連携ですが、私はiPhoneユーザーなので、その専用アプリをwebでダウンロードしてインストール。
 その過程で、BoogieBoardSynkの公式ページに日本語ページが用意されていることを発見。設定作業が一気に捗りました(笑)。
 さきほども書きましたけど、このBoogieBoardSynk9.7は国内未発売なのですが、こうして日本語ページが用意されているあたりをみると、国内での販売も近いのかな、とも思います。

 で。
 実際に使ってみた感想ですが。
 まさに私が欲しかった電子メモ、と言って良いと思います。
 ちゃんと保存は出来るし、iPhoneに転送も出来る。iPhoneからはEvernoteにもボタンひとつで送れるようになってます。
 ばんばんメモをして、保存して、画面をリフレッシュして、また書く。
 そういう使い道にはぴったりの電子メモといえるでしょう。

 まあ、暗いところでは使えない、とか、書いてる途中で修正が出来ない、とか、電子メモならではの欠点はそのままですが、これは仕方ないですよね。
 欲を言えば、前のメモを見返すことが出来れば最高なのですが、これも難しいだろうなあ。私はスマホを横に置いて作業をして、メモを保存したら自動でスマホに転送されるようにしていますので、前のメモはスマホで確認するようにしてます。

 まだまだ値段も高いので、おいそれお薦めするわけにもいきませんが、こういうモノもあるよ、とご紹介させていただきました。

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荒川弘版『アルスラーン戦記』第2巻の発売日が決まりました!

 荒川弘さんがコミック化してくださっている『アルスラーン戦記』。
 4月9日に第1巻が発売されることはすでにお伝えしておりましたが、第2巻が翌月の5月9日に発売されることが決まりました。
 Amazonでも予約が始まりました。

 4月9日にはコミックス第1巻、5月9日にはコミックス第2巻、そして、5月中旬には光文社/カッパ・ノベルスから原作『アルスラーン戦記』の第14巻。さらには、夏前には光文社文庫の『アルスラーン戦記』も続巻が刊行されるようです。
 なんというか、どっちを向いても『アルスラーン戦記』という、私のような角川文庫第1巻からのファンにしてみれば、信じられないような嬉しい状況になっております。
 この喜ばしい状況が、ずっと長く続きますよう、私としても頑張って田中さんのサポートをしていきたいと思います。
 どうぞよろしくお願いします。


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田中さんと畳について話をしました。

 熊本のご実家に帰省していた田中さんが帰京して、事務所にお土産を持ってきてくれました。
 熊本に滞在中、以前、田中さんがご家族で暮らしていたおうちを見る機会があったそうで。
 「久しぶりに入ってみたら、なんか広いんだよ」と。
 よくよく話を聞いてみると、畳がいわゆる京間、本間と言われる畳のなかでも一番広いサイズだったようす。
 私が生まれ育った家にも和室はありましたが、これは江戸間。二尺九寸×五尺八寸ですから、京間とはずいぶん大きさが違います。
 「考えてみれば、広さの基準になる畳の大きさが、地方や時代によって変わるというのも変な話だよなあ」と、笑いましたが、実は笑いごとじゃないのかも知れませんね。
 ちなみに、田中さんが初めて上京したときに入ったアパート(ひばりヶ丘にあったそうです)は、京間の四畳半に一畳の板の間が付いた部屋だったそう。ゆったりとした部屋で環境としては申し分なかったそうなのですが、西武線のラッシュにメゲて引っ越しを決意したそうです。若い頃から人混みが苦手だったんですねえ。

 熊本では梶尾真治さんにもお会いしたりして、たっぷりリフレッシュ出来た様子。
 来週からは、腰を据えて『タイタニア』最終巻の執筆に取りかかるとのこと。
 一日も早い脱稿に期待したいところです。

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『アルスラーン戦記』の会議がありました。

 今日は、『アルスラーン戦記』の販売会議で講談社にお邪魔してきました。

 4月9日に荒川弘さんのコミックス『アルスラーン戦記』第1巻が発売になりますが、そのすぐあとに光文社から田中さんの原作小説『アルスラーン戦記』第14巻が発売となります。

 ということで、講談社/光文社が協力して、読者の皆さんに『アルスラーン戦記』の魅力をアピールしていこう、という趣旨で行われた会議。すでにさまざまな広報計画が進んでいるようで、こちらとしてもわくわくします。
 私としては、『鋼の錬金術師』『銀の匙』『百姓貴族』で荒川弘さんのファンになったという数百万人の方々に、コミック版『アルスラーン戦記』をまずは手にとって頂きたいと思っています。また、原作の小説『アルスラーン戦記』を愛読してくださっている皆さんにも、コミック版を通じて、新しい『アルスラーン戦記』の世界を楽しんでいただければと。
 そのうえで、原作小説も読んで頂ければ、これほど嬉しいことはありません。
 せっかく、ほぼ同時期にコミックと原作が発売されるのですから、コミックを読まれた方が小説を、小説を読まれている方がコミックを、というぐあいでそれぞれ違った魅力のある作品を楽しんでいただけるきっかけになれば良いなあ、と期待しています。

 荒川弘さんのコミック版『アルスラーン戦記』、もうすぐ発売です!
 

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また目黒川でお花見をしてきました。

 今日は、午後から2件連続の打ち合わせ。
 キティエンターテインメントが中心になって作られた「銀河英雄伝説」のファンクラブは、原作、アニメ(もちろん新作も含む)、舞台、コミックなどなど、およそ「銀河英雄伝説」のことであれば、なんでも扱う幅広いものにしたいと思っているのですが、そのためにはいろんな会社の方とすりあわせる必要があるのですね。
 でも、皆さん「銀河英雄伝説」が大好きな方たちですので、いろいろとアイディアも出て、打ち合わせも盛り上がりました。
 「銀河英雄伝説」のファンクラブは、こちらから入会できます。
 まだ看板しか出来ていない状態ですが、もうすぐオープンする予定です。

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 そんな打ち合わせで頭が煮えたので、家に帰るのをちょっと延ばして、前日に引き続いて目黒川で夜桜見物。
 小雨がぱらつくなかでしたが、とてもキレイな桜を堪能できました。

 明日は、今度は『アルスラーン戦記』の販売会議。
 荒川弘さんのコミックス、それに、久しぶりとなる原作の新刊を、出来るだけ多くの皆さんにお届けできるように、いろいろと考えてみたいと思います。
 どうぞよろしくお願いします!


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お花見宴会にお呼ばれしてきました。

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 今日は、舞台「銀河英雄伝説」を制作してくださったキティエンターテインメントさんのお花見宴会にお招きいただき、目黒川まで出かけてきました。
 中目黒の駅に降りて、改札口のあたりからすでに花見のお客さんがいっぱい。
 道路もたいへんな混みようでした。
 いつの間にか、すっかり桜の名所になっていたんですねえ。隣町に住んでいるのですが、これほどまでメジャーになっていたとは知りませんでした。
 でも、わざわざ出かける人が大勢いるのも頷けるほどキレイな桜。
 川面に桜の花が白く映えて、本当に美しかったです。

 宴会のほうも、久しぶりに間宮閣下にもお会い出来ましたし、新たな出会いもありました。これが仕事に繋がると面白いんだけどな。
 オリバー社長、多賀会長、本当にありがとうございました。

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