『八八艦隊海戦譜』シリーズ、ついに完結!
横山信義さんの戦記シミュレーション小説「八八艦隊海戦譜」が、ついに完結です。
欧州にて劣勢が続くドイツ軍は、科学技術力を結集し、新型兵器V2、さらに衝撃の最終兵器の開発に成功した。一方、太平洋ではトラックから撤退を余儀なくされ、進退窮まる日本軍が、情報参謀・磯崎稔の「アメリカ軍は日本の連合艦隊のいるところに攻めてくる」との分析に従い、パラオに全戦力を集結させる。
「劔」「燕」の近代化改装もようやく終わり、ついに劔型巡洋戦艦四隻が揃う。さらには世界最強火力を誇る「大和」「武蔵」も戦列に加わり、日本海軍の最強の布陣が完成した。海軍首脳部は、この戦力で米艦隊に大勝利を挙げ、一気に講和に持ち込もうとする。
対する米軍は、ニューハンプシャー級戦艦をはじめとする新鋭戦艦九隻と、新型弾着観測システム「ウェザーマン」を投入し、日本海軍を打ち砕かんとする。
著者作家生活20周年を記念した戦記巨篇、ここに堂々の完結!
緒戦では米海軍を圧倒した日本連合艦隊も、戦争が長引くにつれて戦力を消耗し、工業力にまさる米軍が戦場を支配するようになる。「航空機が戦艦を沈められなかった世界」を描いた本作も、やはり史実と同様の歴史をたどることになります。
ただ、日本海軍の切り札である強力な戦艦群は、最終決戦を前に、まだ力を残しています。彼らがどのような戦いを演じるか。また、欧州情勢は太平洋にどのように影響を与えるのか。
最後の戦いの行方をお楽しみください。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント