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横山信義さんの『南海蒼空戦記』、第3巻が発売です!

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 横山信義さんの「南海蒼空戦記」シリーズの第3巻が、本日(6月25日)発売となります。

 ルソン島海戦で日本軍は勝利を収めるが、戦火はますます激しさを増し、マリアナ諸島、硫黄島では激烈な航空戦が日夜展開されていた。いっぽう、欧州戦線では、ドイツ工業地帯への空爆をおこなうB17の前に、絶大な速度と圧倒的な火力をもつジェット戦闘機Me262が立ちはだかる。
 双方決め手を欠き、膠着状態に陥った戦線を打破すべく、米軍は欧州へ大量増援を計るが、その間隙を突いて連合艦隊が作戦行動を開始する。
 マリアナ諸島近海に進出した連合艦隊は、新型艦戦「烈風」を投入するが、事前にこれを察知していた米軍も、切り札であるF6Fを新鋭空母エセックス級、インデペンデンス級に搭載して待ち構える。
 日本本土を直接爆撃できる新型重爆B29の実戦配備がなされる前に、マリアナ諸島を無力化しなければ、日本は破滅する。限られた時間のなか、日本軍必死の攻防が続く!

 日本海軍はいくつかの戦術的勝利を挙げますが、それでもマリアナ諸島を奪還するまでには至りません。
 もし、マリアナ諸島にB29が進出すれば、日本軍がいくら艦艇を揃えても、その上空を悠々と飛び越し、日本本土に爆弾の雨を降らせることが出来るのです。そうなれば日本の継戦能力は喪われ、敗北が決定します。
 事態を重くみた軍首脳部は、あらゆる手段を用いてこれを阻止しようと計りますが……。

 物語は、いよいよ佳境を迎えつつあります。
 葉池博士ことハインケル氏設計の新鋭機も登場し、日本軍の戦力は格段に向上しますが、それでも米軍の勢いを押し戻すのは至難です。果たして勝敗の行方はどうなるのか。
 緊迫した展開をお楽しみください。


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舞台「銀河英雄伝説」シリーズ、完結です!

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 6月21日、舞台「銀河英雄伝説」特別公演 星々の軌跡 が千穐楽を迎えました。
 これにて、舞台「銀河英雄伝説」シリーズは、ひとまず完結となります。
 2011年1月7日、青山劇場で舞台「銀河英雄伝説」第一章銀河帝国編の初日が明けてから約4年半。大勢のキャスト&スタッフに支えられての完走でした。

 今回の特別公演 星々の軌跡 は、いちど第4章後篇 激突 で完結したはずの舞台「銀河英雄伝説」シリーズを、主演の河村隆一さんが「ぜひもういちど」と関係者に働きかけて実現した、いわばスペシャルステージ。
 演出のヨリコさんのお力もあり、本当に素晴らしい作品として結実しました。
 河村隆一さんには、カンパニーの若手からベテランまで、さらには私のような端っこのスタッフにまで気を配っていただきました。そのおかげで、総勢50名近い大所帯でしたが、最後まで和気藹々と「まるで家族のような」(渡辺裕之さん談)雰囲気で、公演を終えることが出来ました。

 今回のメンバーで「銀河英雄伝説」の舞台を行うことは、いささか難しいかと思いますが、私としては、どういう形式か分かりませんが、「銀河英雄伝説」の舞台は続けていければなあ、と思っています。
 また皆さんにこの場でアナウンスできれば嬉しいのですが。

 今回の特別公演をはじめ、舞台「銀河英雄伝説」シリーズを支えてくださったキャストの皆さん、スタッフの皆さん、そして観客の皆さんに、改めて心よりの感謝を捧げます。
 本当にありがとうございました。

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次回の「ニコニコ生放送『銀河英雄伝説』公式さんと語ろう!」は、6月15日(月)です!

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 毎月1回の「ニコニコ生放送『銀河英雄伝説』公式さんと語ろう!」ですが、今月は舞台「銀河英雄伝説」の関連もありまして、6月15日20時からの放送となります。
 今回は(おそらく)舞台「銀河英雄伝説」を中心にした内容になるかと思いますが、ほかにも「銀河英雄伝説」に関するホットな話題をお伝えしていこうと思います。
 ご視聴、よろしくお願いいたします。
 (番組はこちらから)

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小説『アルスラーン戦記』第8巻「仮面兵団」が文庫になります!

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 毎週日曜日17時から放送されているアニメ「アルスラーン戦記」、おかげさまで好調のようです。先日放送された第9章「仮面の下」では、ルシタニアの支配下にある王都エクバターナにダリューンとナルサスが潜入、銀仮面卿ことヒルメスと剣を交えました。

 アニメ「アルスラーン戦記」は、荒川弘さんのコミック版「アルスラーン戦記」を原作としておりますが、このたび原作小説の文庫版第8巻「仮面兵団」が刊行されることになりました。
 第7巻でひとつの大きな区切りがついた、三年後のお話しになります。果たして、パルスはどうなっておりますか……。


【以下、アニメで『アルスラーン戦記』を知った方は読まないほうが良いかも…】

 アルスラーンが即位して三年。
 十八歳の若き国王のもと、パルスの国情は安定し、着実に国力を盛り返しつつあった。だが、奴隷制度を廃止した「解放王」に対して、特権を失った旧名門貴族たちのあいだには遺恨が拡がっていた。
 さらに、ミスルやチュルクなどの隣国も、パルスへの野心を顕わにしはじめる。
 さらなる波乱を予感させる、「アルスラーン戦記」第二部が堂々開幕!

 山田章博さんの描く流麗なカバー絵&口絵も見逃せない本作。
 どうぞよろしくお願いいたします!


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