
中国を題材にした小説のほか、現代を舞台にしたミステリ小説、ヤングアダルトを対象にしたファンタジーなど、数多くの分野で活躍されている小前さんの新刊です。
残業をすれば、会社も従業員も税金を取られる「残業税」が導入された社会。
時間外労働は抑制され、サービス残業は「脱税」扱いに。
日本人の「働き方」を大きく変えることになった「残業税」だが、脱税を試みる連中はあとをたたず、税務署の「残業税調査官」(通称 マルザ)は、日夜職務に励むのだった。
サラリーマン、自営業など、世の中の納税者すべてに読んでいただきたい一冊です。
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