小前亮さんの新刊、『真田十勇士』〜 参上、猿飛佐助 〜のご紹介です!
今日は、小前亮さんの新刊をご案内。
戦国の乱世を影で支えた忍者の世界。私などは、子どもの頃に見たアニメ「カムイ外伝」の冒頭ナレーションを、いまでもそらで言えるほどなのですが、どうやら世界的にも日本の「忍者」は有名なようですね。「闇にうまれ 闇に消える」のが忍者のはずなのに、有名になるのは不思議な話のような気もしますが……。
そんな忍者のなかでも、誰もが知っているのが、猿飛佐助でしょう。彼は真田十勇士と讃えられる仲間たちとともに、智将真田幸村の手足となって活躍します。
戦国の風雲児と呼ばれた織田信長は、天下統一の志なかばで家臣の叛乱によって倒れる。その後のはげしい後継者争いには、豊臣秀吉が勝ち残った。秀吉は信長の遺志を継ぎ、天正十八年、北条氏を下して日本全国を統一した。
戦乱の世は終わり、平和がやってきたかに思えた。だが、それは見せかけの平和だった。豊臣家の支配がつづくのか、新たな覇者が現れるのか。天下の行く末はいまだわからない。
これは、そうした時代にはじまる物語である。
遠田志帆さんの美しいカバー絵&装画も楽しい本作。
どうぞよろしくお願いいたします。
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