中国出張二日目〜。
北京二日目。
この日がメインのイベントとなります。
朝ごはんを食べよう、とホテルのロビーに降りていったところ、熱心なファンが待ち受けていまして、田中さんにサインを、と。
空港まで来るなら、ホテルに来るくらい簡単だよなあ、と思いつつも、当地のファンの行動力には感嘆します。
まず一発目として、中国で「銀河英雄伝説 Die Neue These」の配信を行う半次元と、やはり中国で「銀河英雄伝説」の実写映画化を行う稼軒映画の合同インタビュー。
インタビューと言っても動画を撮影しますもので、田中さんもしっかりメイクが施されます。
インタビューは、田中さんの作品を使った映像化に際して、原作者はどう関わるのかということを中心に行われました。田中さんはいつも日本で言っている通り、文章には文章の、アニメにはアニメの、実写映像には実写映像の表現方法があると思うので、信頼してお願いした以上、そちらにお任せすると言ってました。
これは田中さんのスタンスなので、田中さんから作品の著作権運用を任されている私としても、基本はこれに忠実に。ただ、既存のファンに喜んでもらえる作品を作ってもらうためのアドバイスはさせて頂くという感じです。
ランチのあとは、こんどはCCTV(中国中央電視台)の取材を受けます。
だんだん田中さんも取材に慣れてきた感じです。
そして、いよいよメインの「銀河英雄伝説記念賞」の発表イベントが始まりました。
田中さんの挨拶にはファンの皆さんも大喜びでした。
表彰式に先立って、SF作家劉慈欣さんや、SF雑誌「科幻世界」の編集長、姚海軍さんなどを交えてパネルが行われました。なんかすごい大きなテーマが掲げられていましたね。
「銀河英雄伝説記念賞」の受賞式、うまく写真を撮るタイミングを見つけられず、こんな写真で失礼。受賞者の皆さんが田中さんの足もとを気遣ってくれてました。
その後、閲文集団が田中芳樹六作品の電子書籍版のリリースを開始。
ステージの上で「配信開始」を指令したところです。
中国の若い方たちにも、田中作品が届けば嬉しいです。
ついで、中国で活動する若い作家さん16名が田中さんに自著をプレゼント。田中さんもサイン本をお返しにお渡ししました。
最後に、サプライズとして『銀河英雄伝説』の墨彩画がプレゼントされました。
いやあ、これは凄い。
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